
教科別偏差値
- 数学:69.3(134点)
- 国語:69.3(S判定)
- 英語:62.4(A判定)
- 日本史:60.2(A判定)
総合偏差値
- 国文:64.7(A判定)学校一番
- 文系:65.3(S判定)
全体的な評価
でも、そもそも今回は模試にそれほど焦点を合わせていなかった。模試はあくまで指標。合否を決めるのは本番の得点だからね。
日本史の遅れを埋めるのが一番大変だったからだ。学校では通史は終わったけど、他はやってない状態だった。全範囲だと現役生が間に合わないのは仕方ない。だから、穴を埋めることに集中した。
今回は日本史で埋めきれないところがあったけれど、日本史を詰められたことは大きかった。
立命館の日本史で60%、同志社で65%を超えている。私大対策をやりつつ穴は埋められた。現時点で私大2つとも合格最低点クリア出来ているからね。
1,2年の英語の蓄積、そして現代文がほぼ完成したのが大きい。体調が悪くて漢文でミスがあっても偏差値70近く。英語、国語で出来るだけ得点してという予定通り。日本史が安定すれば、私大で落とすことはないくなるしね。名古屋の二次の論述に対応するにしても、全範囲の精度を上げるしかない。
予定通り進められた。日本史が今、計算できるようになってきたので、英語、国語の演習量も再び増やせるわけだからね。日本史を後回しにしたら、英語、国語は直前期に落ちると言うことになってしまうから。
そして体調面。10月は体調を崩した時期があった。漢文で失点しているのはその影響だね。でも、回復は早かったし、今は問題ない。
全体として、過去問演習に入れている状態で、英語・国語を考えるとボーダーラインを超えているかどうかは問題ない。順調だよ。
各科目の分析
数学:69.3
134点。偏差値69.3。
これは素晴らしい数字だ。
名古屋大学の二次試験では数学の配点は英語・国語の半分だから、それほど重視していない。共通テストと二次試験のレベル差はあるからね。それより、共通テストをしっかり得点していくということ方針は変えない。
共通テストに関しては、時間配分の訓練だよね。
国語:69.3(S判定)
134/200。第2回の68.8から微増。S判定。
体調が悪い中で漢文が崩れたけれど、現代文・古文でしっかりカバーできた。
これが「得意科目を作る」ということの意味だよ。体調が悪くても、得意科目があれば崩れない。
現代文の読解力は安定している。古文も3年間の積み重ねが効いている。
漢文に関しては、同志社では出題されないことを考えると、優先順位は低い。共通テスト後に強化する方針で問題ない。
国語は過去問演習段階に完全に移行している。あとは演習を重ねて精度を上げていくだけだね。
英語:62.4(A判定)
119/200。
日本史対策に時間が取られて、知識問題のミスがあったね。まあ、日本史に目処が立ったから大丈夫。単語の強化は最後までする必要があるけれどね。
同志社もボーダー突破、立命館も80% 日本史を英語と国語でカバーできる体制は出来ている。
今回の模試での失点は、やはり語彙。これは総評でも指摘した通り。
ただし、語彙強化は演習のペースを上げることで対応できる。過去問で覚えていなかった単語を調べると、別の大学でも同じ単語が出てくることが多いしね。前回の同志社の名詞構文なんかは、問題集だとなかなかカバーできないところもあるしね。Cさんは文章で読んだほうが記憶に残るし、演習速度を上げていくことでも強化していくよ。
過去問演習こそが、最も効率的な語彙強化になるんだよ。
オンラインテストは、また、学校が短縮授業に入ったら回してもいいね。何より語彙だけどね。プラチカも間を明けずにやりたいね。
構文、知識、語法、イディオムは固まってきている。
日本史:60.2(A判定)
そもそも今回は模試に焦点を合わせていなかった。日本史の遅れを埋めるのが一番大変だったからだ。
学校では通史は終わったけど、他はやってない状態だった。全範囲だと現役生が間に合わないのは仕方ない。
10月は日本史の過去問演習に約4,000分(全体の約37%)を投入した。模試対策より、穴を埋めることに集中した。
穴は埋まったよね。11月末で平均の得点率はここまできた。
- 同志社:65%超え
- 立命館:60%
過去問演習に入ると、概ね1ヶ月で平均5%は得点率が上げられるしね。英語の配点を考えると現時点でも合格ラインだけれど、英語が多少ミスしてもカバーできるレベルまで到達できる。
私大対策に時間を十分使って得点できているので、じっくり二次対策もできる。
一問一答をコツコツ潰し、過去問で実戦力をつける。この両輪がしっかり回った。
過去問演習の成果
ここで、過去問演習の現状を整理しておこう。
同志社大学
- 英語:65-70%
- 日本史:65%超え
- 6-7年分消化
立命館大学
- 日本史:60%
- 英語、国語 75〜80%
学習上の課題が明確になり、過去問演習でしか学べない傾向や時間配分の技術を学べる段階に入った。出題形式に慣れるメリットも大きい。日本史は特にテーマ史だったり、学校で深堀りできないところも固まったしね。英語や国語もレベルが高い問題を演習することで、厚みはついてきている。
演習量を確保できるかどうかで合否はかなり左右される。以前は受験生クラスという名称ではなくて過去問演習クラスと言う名前だったんだよね。過去問演習に入る時期が合否に関わっていたから。
Cさんは、演習量を確保できている。演習して、弱いところを強化という流れが完全にできているのは強いよ。
名古屋大学合格への展望
国語70%は現実的、英語は単語が追いつけば60%を切ることはない。
- 国語 70%:280点
- 英語 60%:240点
- 日本史 60%:120点
- 数学 40%:80点
- 合計:720点
合格最低点629点から考えると、90点以上は余裕がある。まあ、数学が0点でも、英語、国語、日本史でなんとか出来るからね。
数学は、正直、二次レベルの得点が読めないから、私大対策をしつつ、三科目の精度をあげていこう。計画に変更無し。
今後の重点課題
心配なのは体調のみ
正直、学習面での心配はない。いや、
私大対策に時間を十分使って得点できている。じっくり二次対策もできる。英語の語彙強化は演習のペースを上げることで対応できる。か
心配なのは体調のみ。
10月に体調を崩した。11月にも体調を崩した。この時期は本当に危ないからね。一番の失敗する要素は体調を崩すこと。繰り返しで「またか…」と思うだろうけれど、大事なことだから何度でも言うよ。
1週間倒れたら2,450分の学習時間を失う。取り戻すには80日〜120日かかる計算になる。
ここまでいい形で勝負できるところまで持ってきているわけだから、慎重すぎるくらいでいい。
ちょっとでもしんどかったら休むこと。
結果として、過去問の得点率は着実に上がっている。
順調だからこそ、気を緩めないこと。
体調管理と記録。この2つを守れば、普通に勝てる。良い形で12月を迎えられたね。
後少し。後悔だけはしないようにしよう。
いつも期待しています。