政経偏差値72.6、総合偏差値48.1
社会の偏差値 28.0ポイントアップ。総合9.4ポイントアップ。
昨年の11月に入塾。単純に比較はできないけれど、現役時に受けていた最後の模試である全統共通テスト模試では、総合偏差値が38.7だった。英語は偏差値33.1、国語は偏差値38.5、世界史は偏差値44.6だった。
英語は中学1年生レベルでつまづいており、全ての科目で壊滅的な状態だった。
マナビスに通っていたものの、合格の見込みがないとのことで入塾。第一志望の立命館大学には現役では無理で、2浪しても間に合うかどうかはわからないので、現役時点では政経を受験レベルに到達すること、古文の単語、文法の基礎的な部分を固める方針で指導。
英語の負担が大きいため、普通の入試方式を選択することは現実的ではないので、社会の配点や得意科目の配点が倍になるような形式で受験するように学習計画を立案した。
愛知学院大学には合格したが、予定通り浪人。
T君、結果が出てきてホッとしたね。模試は政経だけ考えればいいと言った意味もわかったね。すでに国語も過去問演習に入ってわかったと思うけれど、客観式の私大と記述模試は全く違う。それでも、古文の知識問題は取ったし、平均点以上はとれたね。
大事なのは過去問が取れるかどうかだからね。
4月には古文が関関同立レベルまで終了。5月に現代文の読み方を覚え、国語は過去問演習にはいったね。
京都産業大学の国語に関してはボーダーラインを超えた。政経と国語はボーダラインを超えたから、今のまま得点率を伸ばせば、英語は35%とれば合格ラインを超える。
受験するところの配点はほぼ全て政経が配点が高いからね。
中学レベルから英語の復習をしなければならないということは、どうしても時間が足りない。一般的な受験生ならば配点が高い英語の得点を伸ばすようにするのが正攻法だけれど、6年間分を1年間で追いつくということは常に時間の戦いになるからね。
だからこそ、国語、政経を早く過去問演習に入れるように基礎を固めた。政経はすでに現役の時に過去問演習をかなり多く積んでいる。今回、模試でミスがあって良かったね。ミスがなければ偏差値80は超えていたと思うよ。笑
模試で結果が出るかどうかはどうでもいい。ミスした方が改善点が見られるからいいのだけれど、T君は数字を出して欲しかった。
いままで、ずっと頑張って3年間通っていたところでは結果が出せず、私のところに来たわけだからね。
大学は合格したものの、不安は大きかったと思う。やったらできると思えなければ、モチベーションを保つのは難しい。学習計画、指示を守れば結果が出ることはわかったね。
過信はダメだけれど、自信は大事だよ。正しい計画、やり方でやれば、結果は出せるからね。
政経一科目で復習の仕方や、覚える方法をマスターできれば他の科目にも応用が利く。古文も初めはしんどかったけれど、一定量やることと、テクニックを覚えることで十分対応できることはわかったね。
英語も中学レベルは6月に終了。今月で高校1年生レベルの英文法は終了できる。次回の模試では文法・イディオムに関しては受験レベルまで終われる目処が立ったね。
浪人生活はしんどい。体調にきをつけつつ、乗り切ろうね。