すべては、生徒一人ひとりの自信のために

生徒の「勉強ができるようになりたい」という切実な願いは、いつの時代も同じ。
では、どうすれば「勉強ができるようになる」のでしょうか。

ノザキ塾は、ずっとそれを考えてきました。

当塾の教室の壁に「学校一番」「全国一番」とある多数の掲示物がありました。
これは自慢でもなんでもなく、生徒さんに「自信」を持ってもらうためのものです。

今はオンラインのみでノザキ塾は指導していますが、このウェブサイトに成績の記録があるのはそのためです。たかが成績の記録かもしれません。しかし、そこには生徒たちの無数の工夫と努力があります。

学習塾の仕事は生徒が学習しやすい環境を作り、勉強ができるようにする事だと考えています。
しかし、それだけではなかなか勉強ができるようにはなりません。

そうなるために大切なものは「自信」です。

注意

ノザキ塾は、コロナウイルスの危険性を鑑みて2020年6月1日よりオンライン専門で指導しております。何卒、ご了承ならびにご理解をお願い申し上げます。

勉強はやる気があればできるのか

「やる気」は大事、と言われます。

誰もがその重要性を知っています。
やる気さえあればできる、やる気があるからこそ物事に挑み、そして自信がつく。

間違いではないですが、楽観的に過ぎると思います。

すでに勉強がある程度できて「自信」があるからこそ、物事に挑めるのです。学力不振に悩む受験生で自信がある生徒はいないと言っていいと思います。自信は持てと言われて持てるものではない。

「自信」があることこそが「やる気」につながります。
ですから、自信を持つことについて考えなければならい。

自分もできるという「自信」を根底に持つ

掲示物の「全国一番」「学校一番」「模試の成績優秀者」などをみると、かれらのことを「はじめから優秀だった」「特別だった」「やる気があった」と思うかもしれません。このウェブサイトにも多くの成績優秀者の記録があります。とても自分にはできないと思うかもしれない。

でも、それは違います。

ノザキ塾には、入塾のための選抜テストはありません。
むしろ、ほとんどの生徒は優秀とはほど遠い地点からスタートします。

入塾した生徒たちは、はじめから優秀だったのではなく、「優秀になった」のです。

「学校一番」「全国一番」という成果は、「自信」をつけた生徒たちの努力が正しかった証。
ノザキ塾の生徒たちは、少しずつ「自信」をつけて結果を残して来たのです。

身近な誰かができたことは、自分もできるようになる。

それを伝えるために、あの掲示物がありました。

成績を上げた生徒がやったこと

いくら「やる気」があっても、勉強法を間違えていると結果は出ません。記録と計画の重要性はどれだけ強調しても強調しすぎることはありません。

中学段階の基礎的な事項を習得せずに、大学受験レベルの問題はできないのは自明ですね。

それぞれの学習における課題は異なる。勉強できる時間も違う。家庭環境も違えば、学校の進度も異なります。どうすればそれがわかるか。記録です。


できないものに挑戦して「自信」がつく、と言うことはあり得ません。

高い目標を乗り越えるためには
「今はできないけれど、ここを改善すればできるようになる」
という「現状」を知り、理解することが必要です。記録があれば、改善できる箇所が明確になります。

「何をやらなければいけないか」を把握し、改善し、継続していく。近道はありませんが、確実に改善出来ます。
そのすべての行動の基礎になるのが、「自信」です。

つまり、継続には「これをやったらできる」という「自信」が必要なのです。

「自信」はどこから生まれるのか

「自信」は、「記録」「計画」から生まれます。計画は記録なくては立案できない。

ノザキ塾には「実行表」「進度表」という仕組みがあります。
一日の時間の使い方や生活の記録も記録してもらっています。一人で自信は持てない。毎日記録し、フィードバックして、改善することで、それぞれの出来る方法を見つけていきます。

どの受験生にも共通しているのは「一日は1440分であり、受験までの時間は共通している」ということ。

使える時間の把握なしに学習計画を立てることはできません。

ノザキ塾は、これまで指導してきた1400人以上の生徒のデータを分析して結果分かったことがあります。

受験で合否を決める最も大きな要素は記録を継続できるかということです。
「この学力の生徒がこのレベルに到達するまでには、何をどのようにやれば良いか」はすでに分かっている。でもそれを実現するためには記録を見た上で、できる形に調整することが必要です。

進度表では毎日コメントをこちらも書いているのはそのためです。

残念ながら一人ひとりの能力には違いがありますから、誰かにとってうまくいった方法がうまくいくとは言えない。

ですが「このようにやったことで、できた人がいる」という事実は、やればできるかもという気持ちに繋がります。他の生徒の無数の思考の中から、自分でも出来るものを選べるからです。

入塾時に記録は他の生徒さんにも共有することがあるとご了承してくださった場合のみ指導しているのはそのためです。


「自信」は他者からの承認で得られることが多いと思いますが、得ることはなかなか難しい。

「記録」して勉強時間を客観的に把握することは「これだけ頑張れたんだ」と言う「自信」につながっていきます。毎日の記録に対してコメントがあること。進歩するためにはこまめな声かけがいる。自信がなくなった時も過去の記録を見ることで、自信を取り戻すことが出来る。そうやって、先輩たちも乗り越えてきました。


うまくいかない「原因」もまた、見つけやすくなりますね。それを少しずつ解消していく。魔法の杖のようなものはありませんが、確実に進歩する方法はあります。

「全国一番」「学校一番」の先輩達も、はじめから勉強ができたわけではないのです。
結果が出なくても、計画を守り、記録して、自分の出来るところ、出来ないとことを知る。

そして、出来るところを少しずつ増やしていく。

そうやって「自信」をつけることで力をつけていきました。

記録があれば、昨日の自分より進歩したことはわかる。たとえ1日単位の進歩が見えないとしても一週間単位では必ず進歩は感じられる。記録がない自信は過信に過ぎない。自信を得ることが難しくなってるからこそ、記録の重要性を理解してもらいたい。

そのことを、今の生徒にも感じて欲しいのです。

「やる気」と言うのは本当にささいなことで失われます。

そんなとき、過去の先輩たちの記録から見えることは、「最終的にはできる」という「自信」をもたらします。

そして、記録は未来の自分を助けます。

「自信」を持つために必要な計画の重要性

誰もが知っているとおり、「計画」は重要です。
受験までに何をやるかをしっかり把握するのは、大切なことです。

さらに「自信」をもつための「計画」は、重要なうえに必要なのです。

得意教科はない、どれもできない、何から勉強すればいいかもわからない。
…と、悲鳴をあげるような状態でやって来る生徒の多くには、「限定」することが必要です。

学力は多くの場合、勉強時間に正比例しますから「勉強していない=勉強ができない」のは当たり前です。
しかし、「勉強していない=勉強ができない」状態では「やる気」が出るわけがありません。

それは「やる気」の前に「自信」を失っているからです。
そういう生徒に欠けているのは「やる気」ではなくて「自信」

だからこそ、「自信」をつけることを何よりも優先した、個別の計画が必要なのです。

「自信」がない場合には、やることを限定する必要があります。
どれも重要、というようなバランスは必要ありません。

志望校の合格最低点から「何をやれば、早く合格点に近づけるのか」を考えることは可能です。
誰にでも共通する計画はありませんから、個人ごとに「記録」「計画」していきます。

そして、その計画は必ず「自信」と言う観点から考える必要があるのです。そうでなければ実行することはできない。

自信を失っている生徒はまず、一科目だけ。一科目でも難しければ特定範囲のみ。
一科目が無理なら、小テストだけでも「できる」という所を探すのです。その小さな積み重ねで成功を重ねていくことが自信につながります。

例えば

「今回の試験の範囲の動名詞は、形さえ覚えれば取れるところがある」
「数学全般に追いつくのは難しいけど、確率ならなんとかできそうだ」

という「自信」があれば、科目への苦手意識を払拭できるきっかけになる。泥臭くとも少しずつやっていくことで進歩はできる。

個人それぞれの計画に共通の必要事項は「自信」

学習計画は、個々人によってまったく異なります。
しかし、全員に必要なのは「自信」です。

小さな成功体験は「自信」に繋がります。

ノザキ塾のコースが「科目が限定されていないのはそのためです。

「好きだからできる」のではなく、「できるから好きになる」のです。

達成可能な「目標」を設定する事により「自信」が生まれます

そして「自信」が生まれる事で、他の科目に適用が可能な勉強法も継続できる。
その繰り返しが「学校一番」であり「全国一番」なのです。

ノザキ塾では、そのように「計画」を立てます。

一人ひとりに最適な勉強法が必要

ノザキ塾で最も重要視しているのは学習計画です。
一人ひとりに最適な勉強法は異なるからです。

学校の課題がまったくわからない状態で、今、それをやる必要があるでしょうか。
少し立ち止まり、中学の範囲まで戻れは、学校の授業もわかるようになるかもしれない。

ノザキ塾の学習方法は「生徒一人ひとりに最適な、勉強法・計画・自信」という三点を考え、追求していくことで独自の形になりました。

継続できる事で「自信」が生まれ、「自信」がついたことで勉強する時間が増える。
そして、失敗する確率よりも成功する確率が高くなっていきます。

もちろん環境も大事です。
みんなが勉強し、先輩・同級生・下級生が互いに教えあって努力する。

そのために、自習できる環境を重視しています。
学習時間で一番多いのは、自習時間です。

受け身の授業をいくら受けても、力をつけるのは難しい。
それぞれの学習上の課題を克服するためには、自習の時間が必要なのです。

周りの友達が頑張った、同じ勉強をしていて結果が出た。
じゃあ、自分もできるかも。

だからこそ、自習する環境に力を入れました。

ノザキ塾は一人ひとりのベストは尽くせると信じる

ノザキ塾は、一番にこだわります。

一人ひとりの能力は同じではないけれど、「自信」をつけることで自己ベストは発揮できます。

塾内の掲示物の中には、「歴代・学習時間最高」の掲示物がありました。
古びた掲示物には、各月ごとの「学習時間・ベスト」がところせましと張り出されていたのを覚えている方もいるかもしれません。

ですから、ウェブサイトでも、過去の模試の成績優秀者の記録を残してあるのです。昔の模試の成績なんか意味があるのか。あります。

これは、ノザキ塾の誇りです。
その生徒がベストを尽くしてくれた、という証です。

「自信」とは、自らを信じ、困難があっても最後までベストを尽くすこと。

すべては、生徒一人ひとりの「自信」のためにあります。