2020年 全統記述模試 第1回 国語偏差値57.1 鈴鹿高校出身 M君
M君は3月入塾。
現役最後の記述模試が英語40.8、国語38.3,日本史49.8だった。
英語は下がったけど、国語の偏差値は38.3から57.1に18.8ポイントのアップ。
社会は日本史から政経に転向して49.8から54.4に4.6ポイントのアップ。
総合では偏差値42.9から50.1に7.2ポイントのアップ。
短期間で結果を出そうとするときのパターンは決まっている。
習得コストが低いものから仕上げていくことが基本になる。
なので、国語では古文、社会は政経に重点をおいた。
勿論英語も強化するのだけれど、受験までの時間が限られている以上、短時間で得点力を向上できるところからやらないと時間切れになる。
よくやった。
基礎的な知識がつくまで間が一番きついんだよ。
教えている側としては偏差値40から50に持っていくのと50から60に持っていくのでは後者のほうが簡単なんだよね。
基礎というのは適用範囲が多いから基礎という。
だから、完全に記憶しなければいけないからとにかくきつい。
だから、ヤマは超えたよ。おつかれさん。笑
まあ、そう言ってずっときついかもしれないけどね。笑
基礎的なところが完全に定着するように、多くの演習を行った。
英語も次の模試では確実に取れるところが増えるよ。
政経も英語も、ミスが多かったから、悔しかっただろう。笑
でも、それは「みたことがある」「覚えている」「できる」の3つの状態で「みたことがある」「覚えている」段階をクリア出来たからだよ。
悔しいと思えるところまでできるようになったのは凄いことだよ。初めに私のところに来たときにはそういうレベルではなかったんだから。
まあ、褒めておいて落とすようでなんだけど、模試はできることが目的じゃない。
どこが弱い確認するためのものだからね。だから、いい失敗だった。
当たり前だけれど、みたことがないものは覚えてないし、覚えてないものは出来ないよね。だから、全範囲を早く終わらせることは特に重要になる。
政経に関しては筆記ができるかどうか。英語は語彙とひねった文法のパターンだね。模試のあとはしっかり強化できてるしね。
失敗する受験生の典型は問題集ばかりやっていて過去問を解かないこと。
大学ごとに全く過去問の傾向は違う。私立の客観型問題と国立の記述式では違う。
だから、過去問を解かなければならない。得点に一番直結する時間配分を学ぶことや、出題傾向知らずにその場で対応するというのはギャンブルに等しい。
すでに政経は過去問演習に入った。
8月には国語も過去問演習に入ることができる。Mくんの志望校は3科目均等配点のところや、政経重視型の受験が可能なところが多い。
早い段階で過去問演習ができることで、この大学の傾向と、この大学の傾向は近いから併願してもいいか。そんなことは過去問演習をしないとわからない。人に聞いても実際自分がやってみて感じることは違うからね。
ここは、特有の問題形式で出題されるから、普段から意識して勉強していこうということもできる。過去問を解くことで、学習計画もより精緻なものになっていく。出来ないから解かないとか直前に得という人は、成功する率は低いね。
すでに政経は弱点の強化に入っているから、受験までには得意科目としてMくんを支えてくれるよ。
いい調子。
コロナウイルスがあって、環境は激変した。
塾自体も教室を締めたから、完全にオンラインだけになってリズムも作りにくかったと思う。
基礎的なところに戻って、多く解く、覚える。合格点に1秒でも早く到達するためにやることを個別ミーティングで詰めたけど、結果が出るまでは不安だったよね。そんなことないか。笑
意外にM君は引きこもり耐性あるもんな。笑
オンライン自習室も上手く活用して、夏も乗り切ろう。
ちょっとオーバーペースだから8月は勉強時間を減らそう。
いい調子。次回はミスせず大々的に広告できるような成績をとってください。笑
繰り返すけどヤマは超えた。体調を崩すのが一番のリスクだから、もどかしいかもしれないけど勇気を持って休もうね。今はまだ無理する時期じゃないからね。最後はまあ、無理するしかないから慌てるな。笑