中学生の成績アップの例 鈴鹿市立 白子中学校の生徒さん
少し前の生徒さんですが、ノザキ塾がなぜ、教科を固定して入塾しないようにコース設定をしているかわかっていただける例だと思いますので、取り上げます。
ほとんどの学習塾では、入塾時点で、英語、数学、国語など科目を決定してから入塾というコース設定になっています。
ノザキ塾では英語は基本的にやることになっています。
ですが、他の科目に関しては、生徒さんの希望を確認して指導しています。
この生徒さんの場合は、なかなか授業になじめず、高校進学にも大きな不安がある状態からのスタートでした。
中学1年生時点の成績は5教科の順位で228番。
中学生3年生では5教科で6番まで上がっています。
高校受験では難しいのは、内申点が大学受験と比較するとウェートが高いところですね。
大学受験ではあれば、内申点が低くても、AOなど成績が重要なものでないならば、一般受験でひっくり返しやすい。
中学生の場合は、学校の成績をとることが受験勉強と言えるのです。
成績を上げるためにどうしたか
ノザキ塾では、自信が学習でもっとも大事だと思っています。
指導方針でも強調しています。
大学受験生の例ですが、指導方針として一貫しているのはご理解いただけると思います。
まず、科目の中で取り組みやすいところから取り組むことです。
もちろん、英語が最重要科目であるということは、中学生も高校生も変わりません。
私立の場合は3科目の場合もありますし、今後大学進学を考えたときには英語は最重要です。
ですが、この生徒さんの場合は、9教科合計が25の状態での入塾です。
つまり5段階評価で平均3ない状態だった。
この段階ではまず、学習習慣の確立が必要です。この状態では勉強の意欲もない。わからないわけですから。わかるためにはやらなければいけない。でも、わからないからやれない。
学習習慣をどうつければいいのか。
出来るところに限定する。そこで小さな成功を積み重ねる。
失敗しても、出来ると思うようになるのは、他で成功した経験がないと難しいですね。
ですから、まず、覚えれば取れるところから徹底的に訓練した。
一科目で成功すると、暗記するにはこれくらい反復する必要があるのだなとか、記録を徹底しなければいけないのだなとか、そういう勉強のコツが分かるんですね。良い循環が生まれます。
やりやすい科目からやっていくのは、言われたら当たり前のことなんですが、なかなか出来ない。
バランスが大事という固定概念があると、難しい。生徒さんに、「まず、一つ出来るところを作ろう」と話しますが、はじめからそうしますという生徒さんはほぼいませんから。
英語や数学が大事というところところにとらわれると、結果的に、いちばん重要な自信をつけることが出来ないんですね。
バランスはすぐはとれない。優先順位をつけることが重要です。
勉強できる環境に自分を置く
ノザキ塾には「毎日塾」という毎日勉強できるコースがあります。
「毎日塾」コースの生徒さんは、基本的に毎日、塾で勉強できるわけですね。当然そこで勉強する生徒たちはモチベーションが高い。
周りはこれくらいやっているんだ、自分も頑張ろうと思える。
自分一人でモチベーションを高く保つのは難しい。
当たり前のことですが、勉強に使う時間が増加すればするほど学力は付きます。
1週間に1時間勉強する生徒と1週間毎日勉強して、土日に8時間勉強する生徒では学力差が作るのは当然ですね。
学習計画と自信。この2つがうまくいけば、成績はあがります。
特別なことはなにもないのです。
特別であるとしたら、徹底することでしょうか。
関心がありましたら、是非無料体験をお試しください。