国公立志望から、私大に目標を切り替えて初めての模試。英語、国語に関しては模試が違うから比較は出来ないけれど、国英の偏差値70を超えたのは励みになるね。

2022年度 進研模試3年生4月記述 英語偏差値 65.2 国語偏差値69.5 国英文系 偏差値70.9 学校一番 鈴鹿高校探求 T君
2022年度 進研模試3年生4月記述 英語偏差値 65.2 国語偏差値69.5 国英文系 偏差値70.9 学校一番 鈴鹿高校探求 T君
国公立志望から、私大に目標を切り替えて初めての模試。英語、国語に関しては模試が違うから比較は出来ないけれど、国英の偏差値70を超えたのは励みになるね。 3科目で.....

3科目で受験することになって、やはりネックは社会になる。全統記述模試までは日本史でやってみたけれど、日本史ではやはり難しいという結論を出せたのは良かった。

頑張るということには限界がある。使える時間にも限界があるからね。

中央大学文学部に合格したI.Sさん(鈴鹿中学出身)との対談
中央大学文学部に合格したI.Sさん(鈴鹿中学出身)との対談
中央大学文学部に合格したI.Sさん(鈴鹿中学出身)との対談 I.Sさんは思い出に残る受験生。 中央大学はずっと傾向が変わらない。今思えば自分も若かったですね。 .....

いつも頑張り続けることは出来ない。頑張ることというのは無理をしているということだからね。無理をしなくてもできる仕組みを作るのが大事。

一年間頑張り続けることができる子もいるけれど、それはごく少数で体力に恵まれていたり、家庭のバックアップがあったりすることが多い。本人の努力だけでどうしようもないことはある。

T君は勉強時間を伸ばすのは難しい。体力面の問題もあるからね。T君が今までの生徒の平均時間程度勉強できるのであれば志望校に充分届くだけの学力は身につくだろうと思う。

ミーティングで過去の合格者の平均学習時間と偏差値の推移を見てもらって理解できたよね。日本史、今回の全統記述模試ではそれなりの成績にはなるだろうけれど、間に合わせるのは非常に厳しい。

けれど、政経なら間に合う。大丈夫、間に合わせられるから言っているよ。笑

I.Sさんとの対談を見てもらうとわかるけれど、維持するだけでも日本史、世界史は莫大な時間が取られる。

第2志望までなら日本史で間に合うと思うけれど、第一志望だと届かない可能性がある。I.Sさんも転向が早かったら、第一志望に合格していた可能性は高かった。

T君は、英語、国語を1,2年と訓練しているから今十分対応できているけれど、いずれその貯金を使い果たす。日本史はまだ全範囲終わっていないからね。

今の使える時間を考えると年内でも演習できるレベルに持っていくのはかなり難しい。近現代史の方が出題率が高い上に分量も圧倒的に多いわけだから。

大丈夫って言ってあげたいけれど、無責任なことは言えない。

学校は希望を語るところでいい。無責任と言ってるわけではないよ。本職じゃないんだから。だから共通テストで全てうまくいくドリームプランを立てたりするわけさ。笑

けれど、私たちの目標は志望校に合格することだからね。

少しでも可能性上がるように現状を正確にお互い認識する必要がある。だから記録はくり返し言っているけれど重要なんだ。

T君の志望校は英語、国語だけで社会の得点をカバーすることは難しいからね。学部ごとに出題傾向も違うので普通の受験生より遥かに過去問演習をする必要がある。

過去の合格者の演習量を考えると、夏以降は過去問演習中心に以降することを考えると、日本史と英語が時間を食い合う。英語に関しては読み込む量を確保しないといけないからね。

でも、今、科目の変更を決めたのは受験という観点からいうと正しいよ。

次の模試は6月5日か。次までに少なくとも今回の日本史以上の成績はとれるよ。笑

習得コストを考慮することは受験で大事で、T君は捨てることを知っている。捨てられない人、記録できない人はほぼ失敗する。バランスなんて言ってられるのは強者だけだよ。

そうやってほとんどの人は諦めていく。

どれも大事というのは、どれも大事にしていない。勉強は自分のためにしていること。

今年で決めなきゃいけない以上、可能性を上げられるためにできることをやろう。

私達は弱者、泥臭くやるしかない。

少しでもマシな状況になれるように残り時間、ふんばろうね。いつも期待してます。

ノザキ塾