政経 偏差値72.0 国語 偏差値 49.4 英語偏差値 45.1 文系 偏差値 55.5

前回の全統記述模試は政経 偏差値72.6 国語 偏差値39.3 英語 偏差値 32.3 文系 偏差値 48.1だった。

偏差値で言うと、国語は10.1アップ、英語12.8アップ 総合の偏差値でいうと7.4アップ。

昨年の11月に入塾。単純に比較はできないけれど、現役時に受けていた最後の模試である全統共通テスト模試では、総合偏差値が38.7だった。英語は偏差値33.1、国語は偏差値38.5、世界史は偏差値44.6だった。 

入塾時点から考えると、総合偏差値は38.7から55.5に16.8ポイントアップ。

入塾時点では大学受験するレベルではなかった。

2023 全統記述模試 第1回 政経偏差値 72.6 海星高校出身 K君
2023 全統記述模試 第1回 政経偏差値 72.6 海星高校出身 K君
政経偏差値72.6、総合偏差値48.1 社会の偏差値 28.0ポイントアップ。総合9.4ポイントアップ。 昨年の11月に入塾。単純に比較はできないけれど、現役時.....

現役では志望校に間に合わないから、まずは政経を固めた。

前回の模試で、国語は過去問演習に入れるレベルに到達した。前回の全統記述からはとにかく英語の底上げに時間を使った。

Kくんの第一志望は政経の配点が最も高い。一般的な受験とは優先度とは全く違う。政経に関してはかなりリードは奪っている。国語は十分な演習量を確保出来ているとは言わないまでも、演習して強化していけばいい流れは出来ている。

政経と国語だけで、第一志望の立命館大学の合格最低点に届くかと言うと、それは無理だ。英語の底上げをする必要がある。

国語も受験できるレベルではなかったけれど、特に英語は中学1年生レベルから指導せざるを得なかった。

5,6,7,8の4ヶ月で中学英語、高校基礎レベルの英語の語彙、高校英文法まで終了させた。9月には共通テストの英語の語彙までは「見たことがある」ところまでは出来た。

中学、高校の6年間分を1年間で終わらせるのは無理がある。実際のところは5月から1月までの8ヶ月しか時間がない。だから、万全の状態で受験を迎えることは出来ない。

まだ、国語も政経も詰めればもっと成績は取れた。けれど、そうすると英語が中学レベルのままで受験を迎えることになる。どうあっても国語と政経だけで英語の失点分をカバー出来ないからね。

国語と政経で80%とれば240点。英語が40%の得点率ならトータルで70%の得点率になる。

国語と政経だけに専念すれば、12月には80%の得点率には到達できるかもしれないけれど、1月に中学1年生レベルの英語から始めたらどうあっても間に合わない。

だから、英語に力を入れた。模試の成績としては、この第2回がピークになるだろうけれど、問題ない。英語は上がるかもしれないけれど、国語は手を入れられてないからね。政経はそれなりに出来ているけれど。

ずっと言っているけれど、模試の成績はどうでもいい。過去問演習で得点できれば合格する。

模試は失敗したほうがいい。一喜一憂することの無意味。
模試は失敗したほうがいい。一喜一憂することの無意味。
模試は失敗したほうがいい。一喜一憂することの無意味。 こういうことを言うと、また物議を醸しますかね… ですが、この時期模試でうまいこと結果が出なくて、不安で勉強.....

英語の偏差値が一度も偏差値50になったことはないけれど、同志社に合格した生徒もいる。

同志社大学法学部に合格したI.K君(東海高校出身)の対談
同志社大学法学部に合格したI.K君(東海高校出身)の対談
同志社大学法学部に合格したI.K君(東海高校出身)との対談 [20:03:19] ノザキ塾: 遅くなって申し訳ない(笑)。[20:03:26] ノザキ塾: 大丈.....

Kくんは第一志望の英語で40%の得点率に到達できればいい。もちろん、もっと取れたら良いけれど、英語の得点率を60%まで持っていくようにすると、勉強時間のほぼ全てを英語に割り振っても確実に得点できるとは言えないからね。

年内に英語の得点率が35%になるようにすれば良い。概ね、いままでのデータだと過去問演習に入ってコンスタントに演習できれば、1ヶ月で平均5%程度は得点率が向上させられているからね。

学習計画がいかに大事かわかるね。

年内に過去問演習に入れるレベルにならないとどうあっても間に合わないということ。

今、英語で手一杯だけれど、今が踏ん張りどころ。

国語の演習を止めると国語、政経で80%の得点率は難しくなる。政経で80%は1ヶ月も掛からず到達出来るだろう。

国語は立命館や関西大学の場合は今は50%程度の得点率だろうから、ぎりぎり間に合うかどうか。

英語は、併願校の京都産業、近畿大学なら今月に英語の過去問演習に入れるレベルには到達できる。ただ、関関同立と産近甲龍では英語の難易度にかなり差がある。

演習レベルに入るまでに要求される学力が違うからね。長文読解、語彙の面、文法、語法、熟語とまだまだやらなければいけないしね。

12月に英語の得点率が35%に到達するためには、速読英単語必修編の完成、まだ終えられてないスクランブル261の完成、英文読解入門までは終わらせたい。

これは演習するための最低限の条件だからね。

今まで立命館に合格した生徒たちは、文法・語法に関してはあと2冊は仕上げていたわけだから。ただ、それは英語で70%以上を取ろうとするやり方。

70%の得点率を考えるならそこまで必要ということであって、35%に到達するためなら、前述の3つが完成すれば狙える可能性はある。

併願校の英語のことを考えると、最低でも2ヶ月の過去問演習期間は必要。国語と政経に関してはすでに演習は出来ているから問題形式に関しては大丈夫だけれどね。12、1月は産近甲龍の英語の対策も進める必要がある。

立命館、関西大学に関しては国語の演習に関しては予定よりかなり遅れたけれど仕方ない。

繰り返しになるけれど、もとより万全の状態で受験は出来ない。去年の入塾時点で時間は足りないと話したよね。

今が正念場だね。志望校の合格最低点に到達するには、国語も同時に回さなければならない。このバランスは難しい。指示を守らないと崩壊する。

体調を崩さず、睡眠時間を確保してとなると今の勉強時間がKくんの上限だろう。

となると、10月は英語をできるだけ進めて、11月は国語、社会の過去問演習をなんとか最低でも週に1回回すようにすることだね。

学習計画がいかに大切かわかるね。時間は足りない。どうあっても足りないんだ。

時間が足りないからこそ優先順位をつけなければならない。優先順位はKくんがつけるんじゃないよ。それは私がやることだからね。指示をきっちり守ろうね。

頑張るというのは限界を超えることなので、一番受験ではやってはいけないこと。

体調を崩したら受験は終わる。関関同立どころか、産近甲龍も無理になる。頑張るというのは、受験においては往々にして自己満足に終わるからね。合格しようとするなら、失敗する要素はあらゆる面で排さないといけない。厳しいことを言うけれどね。

私は合格させるのが仕事なので、失敗する可能性がある考え方は修正しなきゃいけないからね。

個人としてはKくんの頑張るという態度は認めてはいるんだけれど、教える立場としては認められないのよ。笑

こちらの指示を間違えたら、もう取り戻すことは難しいよ。指示をしっかり守るようにね。

厳しいことばっかり言ってきたので、最後に褒めてやろう。笑

踏ん張ったね。本当に初めは受験というレベルではなかった。出来ないということを認めるのはしんどい。でも、ちゃんと自分が出来ないことを認められるようになった。成長しているよ。

全く出来ない状態で一つに集中することの重要性を学んだよね。政経が出来るようになったら、古文の勉強の仕方もわかった。政経、国語が出来るようになってきたことで、一番しんどい英語に取り組めた。自信になっているなら嬉しい。

Kくんとの受験勉強もあとちょっと。後悔を残さないように、頑張るのではなくてベストを尽くそうね。いつも期待しています。


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