後期試験が終了
後期試験の合否が出て、大学受験もひとまず終了しました。
後期試験で一人合格して、やっと人心地付きました。国立受験生は後期試験になると気持ちを切らしてしまう生徒も多い中で、最後までよく頑張ってくれた。
受験勉強って役に立つのかなと聞かれることがあります。
受験勉強が役に立つかと言われたら、人によるとしかいえないです。
無意味だと思ってやる人と、これが将来の自分の仕事ややりたいことのためにやると思う人では得られることも違います。
受験勉強をやると、どうしても時間というのを意識せざるを得ない。実行表や進度表という記録をしっかり最後まで記録した生徒は一年というスパンで見ると成長したなと思います。
ただ、言われたから記入しているだけではなくて、どうしたら、効率良くできるか考える人では大きな差が出る。
能力の多寡というのはある。人は平等に作られてはいない。
でも、時間だけは平等なんですよね。受験までの時間は限られている。一日1440分は誰もが共通している。
計画を立てて、実行して、確認して、改善して。目標があったら誰でもやることです。
計画を立てなければ、何をすればいいかわからないし、実行しなければなんの意味もない。
実行してもそれが計画に関してどうなってるか確認しなかったら、ただやりっぱなしになってしまう。
確認しても、それがうまくいくように改善しなかったら、計画も頓挫する。
これを受験勉強でずっと続けたら、目標を達成するためにどうすればいいか考える習慣はつく。
力が一定につくなんてことはない。ある程度やってきて、階段状にレベルが上がることが多いと思います。
勉強というのが、ある程度の知識を覚えて、使えるようになるまで時間がかかるからですね。
記録して自分を見つめるというのは、決して楽なことではないです。
でも、計画を立てて正しいやり方をすれば前進することは出来る。目に見えた進歩がないように思えても、確実に変わっている。
主体的に生きようとすることはどんな状況でも出来るよ。それが私の答えかな。