国語の偏差値が65.6、英語の偏差値60.9、数学の偏差値が46.6。文系の偏差値が52.0、英数国型では偏差値59.5。英語、国語、文系、総合で学校一番。

2020年度 全統高1模試 第4回 国語偏差値66.1 学校一番 鈴鹿高校探求T君
2020年度 全統高1模試 第4回 国語偏差値66.1 学校一番 鈴鹿高校探求T君
国語の偏差値が66.1、英語の偏差値55.6、数学の偏差値が46.6。文系の偏差値が60.9、英数国型では偏差値56.1。英語、国語、文系で学校一番。 第1回目.....

一年生の間は英語、国語をまず固めた。英語、国語の目処が立ってきてから数学に手を付け始めた。

しんどかったと思うけれど、計画を守ってくれたね。戦略的なミスを取り返すことは、私達が置かれている状況は本当に難しい。

1年生の第1回記述模試では数学の偏差値は33.9だった。およそ偏差値20上がったことになる。

ノザキ塾はどのように学習計画を立て、指導しているか 短期間で勝負する場合の一般的計画
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ノザキ塾はどのように学習計画を立て、指導しているか 短期間で勝負する場合の一般的計画 はじめての学習計画というブログで、学習計画の立て方は説明しているわけですが.....

短期間で結果を出そうとするときには、受験での配点を考えた上で、習得コストが低いものから対策するしかない。

高校1年生の時点で、時間がないのはわかっていた。鈴鹿高校探求は進学校ではない。一般的に進学校と呼ばれる基準を満たしている学校は鈴鹿には存在しない。

今回の全統高2模試で、鈴鹿高校探求の平均点から偏差値を算出するとこうなる。

英語:41.1
国語:40.6
数学:40.0

目を覆いたくなる数字だ。

高2の段階で、この状況。一般的に学校全体の平均偏差値は学年が上がるごとに下がる。3年になったら平均偏差値は30台になるのではないかと予想していたが、予想を遥かに超えて深刻な状態だといえる。

偏差値40で入れる大学はあるんですかとT君は聞いた。あるはあるとしか答えられない。このどうしようもない環境から抜け出すためにT君は勉強しているし、私達も教えている。

学校より受験勉強を優先しろという言うのは、本当にきついことをさせているね。周りからも浮くだろう。でも、それ以外に方法はないんだよ。

真面目に学校のことをやっていて平均が偏差値40だと言うのは動かせない事実だ。

学校のことを真面目にやっていれば大丈夫。そんなことはとても言えない。言ってあげたいけど嘘にしかならない。

多くの生徒も2年から必死でやっても間に合うかどうか。だが、勉強は出来る。前進は出来るんだよ。ちょっとずつ進歩してきたね。

受験制度の変更とコロナウィルスの影響で、地方は本当に厳しい状況に置かれた。ますます格差は広がりつつあるけれど、諦めちゃダメだ。諦めるのはいつでも出来るからね。

得点は伸びたけれど、私達に何度もチャンスは残されていない。勝負が一発になる可能性が高いことを考えると、今回は得点的には伸びたけれど、ミスの仕方は良くなかった。

教えている方法を守れば、わからなくても答えを出せる可能性は高いね。私達が教えている方法は学力を上げる方法ではなくて、わからなくても正解にたどり着く可能性が高いサバイバルテクニックだから、邪道といえば邪道といわれるだろうけれど。この状況ではもうどうだっていいことだ。なりふりかまっている余裕はない。

なんとなく点数を取れるのではなくて、正しいプロセスで間違えるなら次に繋がる。国語も英語もまだまだ伸ばせる。次には数学も完全に追いつく状態になる。夏にどこまで詰められるか。

安定しない体調や、環境に対する不安や怒りも大きいけれど、できるだけ記録を増やして頑張ったね。記録はTくんを助けるからね。進度表は本当に命綱だよ。

H先生も私もいつも期待してます。

ノザキ塾