国語の偏差値が66.1、英語の偏差値55.6、数学の偏差値が46.6。文系の偏差値が60.9、英数国型では偏差値56.1。英語、国語、文系で学校一番。
第1回目の全統記述は英語を固めることを優先した。
第2回では古文、漢文の基礎を固めた。
今回は、英語、国語は勉強の仕方が確立したので、手つかずだった数学に取り掛かった。8月全統高1模試の偏差値33.9から46.6。総合では偏差値49.4から56.1まで上がった。
国語に関しては、漢文は演習に入れる状態になったし、古文は敬語法も終了した。2年の夏には国語は過去問演習できるレベルに到達する。英語は「見たことはある」ものの「覚えている」精度が甘いから、「できる」状態になっていないところで失点している。
けれど、模試以降に英語に関しては大量の演習が出来た。2月末の時点で1937問の演習を積み重ねた。5月までには6000問はオンラインテストは解けるだろう。
今のペースで行けば、2年の5月の模試では文法・イディオムなどは受験レベルまで到達する。全国のハイレベルな受験生と勝負できる下地はできることになる。
大事なのは合格最低点に1秒でも早く到達すること。そのためには過去問演習に早い段階で入らなければならない。T君の志望大学は二次試験で要求される科目数が多く、どれもハイレベルだからね。
英語、国語、日本史でできるだけ得点を稼ぎ、数学の失点をカバーする形で学習計画は進む。英語、国語が一定レベルに到達すれば、より数学、日本史に時間を投入できるからね。
今年の1年生で一番力をつけたのはT君。理由は簡単で受験に関係ないところは切ったこと。
勉強ができるかどうかは投下した時間と比例する。単純だけど強力な事実だよ。学校のやってる内容は受験レベルと乖離がある。宿題は多い。そうなると、捨てるしかない。睡眠時間を確保して受験勉強をしようとすると内職するしかないんだよ。
他に選択肢があるならそんなことはさせたくないけれどもね。
ある物をマスターするには、それに即したやり方をする必要があるということだね。
学校の勉強に専念していれば、学校の成績は取れただろうけれどね。T君の目的は志望校に合格することだからね。
推薦入試で合格できるならいい。志望校の指定校推薦もない。志望校に合格しようとしたら受験勉強するしかない。
学校の課題で受験勉強する時間がない。睡眠時間が確保できない。そうなったらどうするか。当然どれか捨てるしかない。
頑張ったら駄目だよ。体を壊す。体を壊すだけじゃなくて心も壊れてしまう。
全部は出来ない。出来た人がいるって、言う人もいるかもしれないね。でも、実際に出来た人は自分と同じではないよね。
自分の体力を超えない範囲で、うまく出来る方法を探す。そのことが、Tくんにとっては、内職や課題を切ることが最も早いだけの話なんだよね。
まあ、でもね。結局の所はその人の価値観なんだよね。学校の勉強を重視して、志望校に合格しないのもまたその人の選択。
どっちもほしいというのは現実見たら無理に決まってるだろって話ですわ。笑
学校の平均点と全国平均点見たらわかる。ドリームを抱きすぎです。笑
本当に、単純なことなんだけどね。
多くの人はどれも大事にして、どれもできなくなる。全部を大事にしていることは全部を大事にしていないことと同じ。
勉強できないことは別にいい。
指示を守ってくれたらなんとか出来るんだよ。守って成績上がらなかった生徒はいないんだから。出来るようにするのが私達の仕事だからね。
でも、受験生としてのメンタルセットが出来てない場合は厳しい。
本当はね、学校の勉強だけしていて皆自分がいきたいところに行ければいいと思う。
私は困るけど、こういう仕事が存在することはいいことではないとずっと思ってるよ。笑
繰り返すけど、学校が受験向きならいい。残念ながら、そうではない。
鈴鹿の探求は英語の偏差値が全国平均より30点ほど下、国語、数学は20点ほど下回っている。
同じ模試、6年制の文系でも偏差値47.5で学校のおよそ上位30%という衝撃的な数字だった。
進度が早い6年制ですら数学を除いて平均点が全国平均点に及ばない。地方は本当に厳しい。
高校3年生になった時点では更に下がる可能性が高い。5くらい下がるのは普通だからね。偏差値40だと下位15%だからね。受験というレベルではなくなる可能性が高い。恐怖だよ。
どれも大事とやってきて3年生になってから大逆転出来るかというとそんなに簡単なもんじゃない。偏差値40からの受験勉強がどれくらい困難なのか。1年ですでに時間が尽きそうな人もいる。
コロナウイルスで進度が遅れた。そのために、宿題が増える。コロナウイルスで学校が休校になり、補習や課題が増える。悪循環が続いている。
もう、なりふりかまっている状況では無くなってしまった。
いろいろ言われてしんどいこともあるだろうけれど、適当に流せばいい。
目的に向けて、着実に前進しているよ。
1年生でかなりのベースは出来た。2年では全国のハイレベルな受験生と勝負できるところまでいこう。私達は弱者。捨てることで活路は開けるよ。いつも期待してます。