英語、国語は1年の間に基礎的なものは固められた。Eさんはバランスがいいので国公立の受験もできるけれど、私立が志望なので、2年生の夏休みまでは社会を終わらせることに時間を使った。
すでに政経は過去問演習に入っており、MARCHクラスでもボーダラインの得点はできる様になっている。
学校の負担が大きいので、なかなか普段は受験勉強向きの強化は出来ないけれど、この夏休みで久しぶりに英語を強化できたね。語彙を強化すれば伸びることはわかっていたけど、使える時間を考えると一定のペースで学習することは難しかった。夏は一気に力をつけたね。
10月には共通テストレベルの英語で語彙に苦労することはなくなる。2年生の間に英語は読み込み量も十分確保できるから、3年生からは演習中心でいける目処が経ちつつある。
もどかしかっただろうけれど、きっちり学習計画を守ったね。2年の夏までは、伸び代を大きく作るために、英語も国語も成績は下がるだろうという話を去年の夏にもしていた。でも、Eさんは、私の予想より落ちなかったよ。笑
英語は志望校のことを考えると、細かい文法事項まで仕上げる必要がある。模試で点数を取るだけなら、全体をそれなりにバランスよくやればもっと点数はとれる。けれど、それだけでは志望校にはとどかない。
しっかり基礎固めをしておけば正誤問題や英作をやる時に基礎をもう一度確認する必要もないしね。文型の徹底的な確認も習慣づいた。
あとは読み込む量を確保できればもっと伸びる。学校の英語の負担も減らせたしね。
実は、高校生になってから勉強時間の半分以上が数学に取られる状況で、英語、国語の勉強時間はそれほど取れてない。
学校の宿題の負担を減らせる様に、英語、国語も強化してきたから、少しずつ受験勉強に回せる様になってきたね。
国語は年内に現代文まで終了できる。どんなに悪くとも冬季講習には終われるはず。年明けからは過去問演習に入れる。国語と政経が過去問演習に入れたら、さらに英語に使う時間も増やすことができるからね。
以前は学校の宿題をこなすのが精一杯で反復もままならなかった。課題が多すぎると目の前の課題をこなすことで精一杯で、潰れてしまうことが多い。しっかり計画を守ってくれたから、体調を崩すこともなくここまで来られた。
Eさんの実力はこんなものではないよ。よく我慢したね。あくまで受験は総合点で決まる。そして、模試より重要なのは過去問で得点できるかどうか。全く模試とは出題形式は違うわけだからね。
可処分時間を増やすためにやることは一時的に遠回りに見えることがある。
計画の重要性を理解して、粛々と進められたね。いい調子。
3年の第1回の全統記述模試が次の大きな目的になる。その時には三科目とも過去問演習に入れるはずだからね。自己最高の成績を取って、宣伝になってください。笑
このペースをしっかり守っていこうね。体調を崩すのが1番のリスク。と言ってもEさんは安定しているから心配してないけれどもね。これだけ自己管理能力が高い生徒ばっかりだったり私も楽です。笑