10月と思えない陽気が続いていたが、一気に冷え込みが増してきた。
受験も近づき、次第に応用的な内容も増えてきた。基礎をしっかり積み重ねてきていれば、初めは遠いと思った目標も次第に近くなるものだ。
この時期はまた、焦りが出てくる時期でもある。基礎が固まっていないならば、迂遠に見えてもボトルネックとなっているところに戻る必要がある。
物事には順番がある。それをいかに守れるかだ。
Eさん、9,635分
同志社大学の過去問を解いて、立命館大学よりも長文がかなり長くてしんどかったし、語句も広い意味での同意表現をたくさん問われたので、単語をきちんと調べて覚えようと思いました。
いよいよ第一志望の英語の演習に入った。一気に語彙レベルが上がったのを痛感したんじゃないかな。でも、今回の結果を考えると、英語、国語、政経ではおそらくボーダークリアだよ。
初回の演習としては申し分なかった。
英語に関しては、やっておきたい英語長文300や500、テキストでは全然述べられていない広い意味での同意表現や対義語を特に注意して説明していたことはわかったね。
英語、語彙の強化で80%の得点率は十分見えてくる。ライブ授業でも話したけれど、新しいテキストを導入する前に、いままでやって来た単語集や300,500の復習をしてから新しいところに入ろう。
過去問を解くことで、より何を覚えるべきか明確になったし、同意表現や対義語の意識は持てるようになったはずだからね。効率よく復習できるはずだよ。そして、過去問で覚えていなかった単語を調べて気付いたと思うけれど、別の大学でも調べた単語がまた、別の大学ででてくることも多かったよね?
過去問に入ることが学習計画の上ではもっとも重要なことだった。合格最低点に1秒でも早く到達するためには、演習して、最も早く得点を上がられるところを改善していくというプロセスが必要だからね。
いままで立命館の演習でやってきたことを活かしたね。
国語は語彙の強化をしつつ、適宜メンテナンスすればいい。政経はもうちょっとで全国ツアーが終わるから、後は立命館と同志社の過去問に移行していくようにしようか。
体調を崩さず、粛々といつも通りやっていこう。模試はどうでもいいです。笑
過去問でしっかりボーダーラインを超えたら受かる。体調を崩さずいつも通りやろう。リズムを崩さないことをこれだけEさんは守ってきた。課題を一つずつクリアしてここまで来たよ。あとちょっと、いつも期待しています。
T君、4,830分
今月も修学旅行などがありあまり進めることが出来ませんでした。ですがこれで一通り学校行事が終了したので、来月から切り替えて今までできなかった分を取り返していきたいなと思っています。
10月は本当に、修学旅行の準備で忙しかったね。体調も良くなかったし。
けれど、そのなかでこつこつ英語も古典も進められたね。古典文法もあとは助詞が終われば終了という所まで来た。授業後に復習というスタイルをとっているので、かなり、反復は出来たね。
英語に比べると、古典は苦手意識もあるだろうけれど、「見たことがある」状態は確実に作れているからね。
いま、助詞にはいって、特に接続助詞に関しては語彙の強化が必要ということはわかったね。文法が終わったら読解に入っていくから、コツコツ語彙を増やそうね。特に古文は英語より暗記の比率が高いのだけれど、覚えたら確実に得点出来るところが増えるからね。
英語に関しては時間を掛けてきた文法、イディオムに関してはオンラインテストは目標をクリアできたね。落ちないように土日などにランダムでメンテナンスはしていこうね。
英語、DBはしばらく停止しして、速読英単語の入門編の授業をしっかり受けてくれたらいい。音声教材を使って耳を慣らすのはやってみてね。今までやってきた文法事項をどう使うを文章単位で理解し、覚えていくことが目的だからね。
記憶を定着させるには反復は重要だけれど、同様に、いろんな形でみることも大事なんだよね。あるものを受動態でみたら気づかないということはあったりする。授業で文型を一つ一つ確認しているのは、今まで学んだことをつなげる作業でもある。
基礎を積み重ねることは決して楽でもないし、しんどい。でも、そこを乗り越えたことでしか到達出来ないことはあるからね。
Tくんの強みは諦めずにコツコツやること。いつも期待しています。