今まで2回に渡って部活と受験勉強を両立させるためにはどうすればいいか考えてきました。

初回では、部活ある受験生は勉強時間の確保がそもそも難しいということ。時間が絶対的に足りないと言うことを意識することが重要でしたね。

時間が足りないのはわかっているという言葉が聞こえてきそうですが、時間が足りないときにまず何をやらなければならないか。目標設定です。目標設定がなければ、何が成功か失敗かもわからない。

志望校が決まっていたら、それに向けて何を勉強していけばいいか明確になる。

使える時間を考慮した上で、合格最低点に1秒でも早く到達するために、もっとも短時間で総合点を上げられるものから手を付けるということです。

部活をやっている受験生も部活がない受験生も指導方針は同じとノザキ塾は考えています。

合格最低点に1秒でも早く到達するように、学習計画を組み立てて指導していく。違いは使える時間です。

一度学習が遅れてしまったら、学校の授業をいくらしっかり聞いても理解できなくなる。理解出来な授業をいくら受けていても勉強していることにはなりません。

その場合は、基礎的なところまで戻る。学校の授業を聞いてわからないならわかる段階まで戻らなければならない。

部活がある受験生が追いつこうとするなら、実質的には内職するしかないです。一日は1440分しかないわけですから。それはどの受験生も共通していることですね。

部活がある受験生は時間が圧倒的に足りない。

平日に30分しか受験勉強に割くことが出来ない受験生も実際にはかなりいます。

となると、休日の使い方が大きなポイントになるというのがわかると思います。

休日をどう使うか

部活がある生徒が唯一まとまった時間が取れるのは休日くらいしかない。

と言っても、練習試合、大会、練習がある人も多いと思います。

休日をどう使うかがポイントになるわけですが、まず、重要なのは繰り返しになりますが学習計画になります。

考え方はシンプルです。1秒でも早く合格最低点に到達するには何をやるのが早いのか。合格最低点に到達するために何をやればいいかという学習計画がなければ、的はずれな勉強をしてしまいますね。

平日の場合は使える時間が限られているわけですから、短い時間で効果があるものをやるしかない。

通学時間の活用も重要になります。

電車通学で数学の問題を解くことは難しいでしょうが、英単語や古文単語、年号などを覚えることは難しくない。共通テストの導入で英語のウェートが上がったことを考えるとリスニングなど、音声教材を使うことは非常に有効です。

部活があったH.H君の場合は通学時間も1秒も無駄に出来なかった。

これは3年生のときの学習計画の一部ですが、朝に音声教材、帰りにも音声教材を使っています。

英語は音声教材が比較的に充実していますが、他の科目はそうではない。H.Hくんは通学時間の音声教材だけでほぼ古典文法の活用は覚えました。

音声教材があるものを選択できれば、移動時間も勉強に使うことができるわけです。ですが、英語なんか初見の教材を使ったら全くわからないということになりかねない。

では、どうするか。部活がある生徒に比較的うまく行っている方法を述べます。

休日は予習、平日は復習とする

どういうことか。H.Hくんはスクランブルと言うテキストを使っていますね。

彼が当時使っているのは、現在のスクランブルBasicでした。それを休日にまとめて解きます。

その復習を一週間掛けてやるということですね。

英文法なども一日数問解くより、まとまって章を全部通したほうが全体像を理解しやすい。

次々と新たな範囲を進めていくのも一つの方法なのですが、それは1ヶ月以内に終わることが可能な場合のほうが多くはうまくいきますね。基礎が固まっていない生徒の場合はまた戻ることになってしまう。

一週間掛けてやった範囲を、音声教材で復習できれば時間がかかりませんし、記憶も強化できる。

この考え方は英単語などでも使えます。復習のペースなども個々人でかなり違うので、聞き取りを行いながら最適化しました。

学習計画は画一的には絶対にできない。それぞれの学習上の課題も異なりますし、志望校も違う。ただ、受験までの時間は共通しています。1秒でも早く合格最低点に到達するというものさしがあれば、何をやればいいかは見えてきます。

遠征があっても、覚えてないところを携帯でとっておく、メモをしておけばそれだけでも復習はできますね。時間が足りなくてもやりようはあるんだよ。

まず、時間が足りないということ、その上でどうやって時間を捻出するか。そして、使える時間によってベストの選択をすること。休日と平日の違いは、使える時間の多さ。それとコンディションです。

生活記録をつけるように指導しているのは、時間帯によって学習効率は全く変わるからです。これは記録している人しかわからない。いつも頑張るって?受験は長いです。体調を崩さずに最後まで乗り切ることがいかに大事なのかは、睡眠時間の記事でも繰り返し語ってきました。

体調がいいときの30分と、体調悪いときの300分だったら、体調がいいときのほうが定着していることもある。

じゃあ、休んだほうがいい。その判断はどうするか。記録するしかないんです。

記録が大事というのは記録してないと、その時に何が出来るのかということがわからないからというのもここまで読んだ皆さんはわかりますね。

ここまでやるのかと思われると思うんですけど、ここまでやらないと間に合わない人がほとんどです。しんどいけどね。時間がない人ほど記録は命綱なんだよ。

ノザキ塾で部活がある生徒は、授業動画や、英文解釈、数学など時間がないと出来ないものを休日に組み込むことが多いですね。

まあ、記録できてないと計画を立てても全く機能しないんですけど…

平日を軽めに回す。睡眠時間を確保できるようにすれば、時間あたりの効率も上がります。

人によっては、休日は睡眠時間を確保する必要もあるでしょう。繰り返しになりますがこれって結局記録できているかどうかなんですよね。それなしでは不可能です。学習計画が機能するようにするには結局毎日記録するしかありませんしね。

地方の公立校で、進度も遅く、勉強もわからなくなった。そうであったとしてもやれる方法はあります。楽じゃないけどね。記録をするということは、自分が弱いことを認めることですから。記録できない人は本当にどんなに偏差値が高かろうが、安定しないし、失敗する可能性が高いですね。

本当、びっくりすると思いますよ。失敗するパターンはいつも同じなんです。

なんとか、ふんばろうね。

次回は、部活があった生徒と、部活がなかった生徒でどれくらい学習時間が変わったかということを改めて見てみたいと思います。


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