年が明けた。いよいよ受験本番を迎える。
12月は冬期講習があり、学校がない期間にまとまった時間を確保できる貴重な機会だった。この時間をいかに有効に使えたかが、直前期の仕上がりを左右する。
そして、この時期に最も重要なのは体調管理だ。1週間倒れれば、学習時間の損失だけでなく、リズムを取り戻すのにさらに時間がかかる。共通テストまであとわずか。私大入試もすぐに始まる。ここからは本当に息をつく暇もない。
では、振り返ろう。
Cさん、14,525分
今月はかなり共通テストに時間を取られてしまいましたが、ずっと苦手だった数学が安定するようになったのが嬉しいです。二次対策が停滞しているので、来週からすぐにシフトしていきたいです。
Cさん、12月も好調を維持出来たね。
14,525分という学習時間。過去最高。12月全体としても前半は暗記物、後半は演習量を多く確保としっかり予定を進められた。
共通テスト対策ばかりしていたら、私大や二次レベルに対応できなくなるからね。バランスをとるのが難しいけれど、このあたりは相談しながら上手くバランスを取れた。
睡眠時間は平均450分。体調を崩すこともなく、しっかりペースを守れた。自己管理もきっちりできた。
冬期講習では、共通テスト対策を中心に演習を積んだ。とは言え、立命館の演習もそれなりにはやれているけれどもね。
数学がかなり安定してきたね。
ずっと課題だった科目だけれど、誘導にうまく乗れるようになったり、時間配分の技術が向上した。ミスが減ったのは大きいね。取りこぼしはかなり減った。
社会も仕上がって来ている。倫理が完成し、日本史も共通テストレベルでは安定。理科も目標の7割〜7割5分をコンスタントに取れるようになった。
リスニングは9割近く取れている。もう問題ない。
私大対策も順調に来ている。社会は今月も時間はとられたけどね。4,685分。英語、国語で得点を伸ばすのは二次レベルならあるけれど、私大ではもう日本史しか伸ばす余地はないからね。
同志社はほぼ対策終了。立命館の対策はかなり進められた。
英語・国語で9割近く、日本史は5〜6割だけれど、英国でカバーできる状態になっている。共通テスト明けは日本史の細かい知識は入れ直していこう。
英語の語彙がかなり強化できたのも大きいね。
過去問演習で、こちらで作成した解説をしっかり活用してくれた。
授業ですべて解説していたら時間がいくらあっても足りないけれど、解説があれば、短縮できる。
単語を調べる時間も二項対立、抽象から具体、論理マーカーなどを確認することも出来たしね。
復習はそれでも大変だったと思うけど、よく食らいついた。私も作るのは大変だったよ。笑
ハイレベルな語彙が出ても対応できる力がついたね。いままであやふやだったところも固められたし、入試問題で良く問われる語彙も単語集だけではなくて、入試問題で実際に見ることでかなり定着も出来た。「あ、また出た?」というところはあったよね。英語に関しては、共通テストが終わったら、プラチカはやっておきたい。
共通テストが終わったら、二次対策だね。
Cさんが書いている通り、「二次対策が停滞している」と思うかもしれないけど、上手くバランスを取ったよ。
12月前半はかなり二次対策も進められたし、英語、国語は立命館の過去問演習を出来たからね。大きく落ちてはないよ。
共通テストに関しては、大きくミスはなくなったからね。
第3回では、理数系のミスはあったものの、国立文系6-8では偏差値62.4,文系では66.6と共に学校一番。この時より、数学も理科も、倫理も日本史も底上げできたからね。

共通テスト明けからは、英語・国語・日本史に力を入れて、二次レベルの知識を入れ直していこう。
国語は得意科目だけれど、12月・1月はどうしても共通テストとのバランスで時間を取られた。
でも、これは予定通り。二次試験では数学に関しては考えないわけだからね。
ただ、今週に漢文のメンテナンスは一回しておこう。共通テストが終わった後に二次対策で漢文をどうやって行くか。ちょうど立命館の漢文は知識の復習や漢文常識という意味でも有効だからね。共通テストの後にまた相談しよう。
準備は万全。
普通にやれば普通に勝てる。だから、体調維持を何よりも重視していこう。
年明けから受験までは本当に息をつく時間もない。ここまでしっかり準備してきたのだから、あとは体調を崩さないこと。それだけだ。
一緒に勉強できるのもあと少し。笑って終われるようにしようね。
いつも期待しています。
Y君、5,068分
テスト期間ということもあり、全体的には勉強できたと思うけど、受験勉強かと思うと違う気がするので、復習などをしっかりやっていきたい
Y君、12月も本当によく踏ん張ったね。ただ、やっぱり無理が来ている。
5,068分という学習時間。11月の3,893分から1,175分も増加している。
テスト期間があったとはいえ、この状況でこれだけ時間を確保できたのは凄いことだよ。
ただ、正直に言うね。体調が本当に心配だ。限界を超えてしまってるよ。
睡眠時間は平均405分。11月の460分からさらに減少している。テスト期間中は200分台の日もあった。合唱コンクールなどの行事も重なり、体力の限界だったね。合唱コンクールの前日に至っては100分を切っていた。
休みの日でもなかなか寝付けなかったものね。
体が疲れすぎて、逆に眠れなくなっている状態だ。これは本当に危険なサインだからね…
やる気がでなかったと進度表に書いたりしていたけど、この状態でやる気が出たらおかしい。
やる気が出ない時は休めいうサインだからね。受験は長い。もどかしいだろうけど、休むのが唯一の正解ということはあるからね。
それでも、気持ちを切らさず記録を続けた。これは本当にY君の素晴らしいところだよ。君より勉強できる生徒はいるけれど、君より記録をしっかりつけられる生徒はほぼいない。
そして、記録をしている人は最終的には、学力が上だった人を抜いていくよ。
指導経験が長くなればなるほど確信は強まっている。本当にね。
記録があるからこそ、こちらも状況を把握できる。
フィードバックもできる。ギリギリの状態でも記録を続けたのは、Y君の素晴らしいところだよ。たかが記録というかもしれないけど。全く持ってそうではないんだよ。個人的には受験の合否を一番わける要素は記録だと思っている。
Y君はちゃんと記録して、フィードバックしてくれた。学校の授業をいかに活かすか考えてきた。結果はでいているんだよ。

Y君の第一志望は学科に関しては共通テストしかない。
一次が950点、二次が実技が300点、面接が50点という配点だ。実技や面接に関しては、二年の間に大会に出たり、いろいろやったよね。3年になってから対策しても間に合わないところをコツコツやった。
- 英語 200
- 国語 200
- 数学 200
- 理科 100
- 社会 200
- 情報 50
数学に苦手意識があるY君は、他の科目でカバーするしかない。英語に関しては後は反復をしていけばいい。
国語は今回良かったけれど、古文、漢文が出来るようになればもっと取れる。
地理、生物基礎、化学基礎といった科目は学校の授業で出来るだけ吸収するようにした結果、計算できる科目になっている。合格はあくまで総合点だからね。
学校の勉強は受験勉強になっているよ。社会に関しては、春休みに政経を出来る体制を作れば、十分得点源に出来る。政経に関しては指示を守ってくれたら取れないということはないからね。
と、なると、後は古典だ。だから12月は古典に集中した。
ロジックはわかっているけれど、覚えきれていないところがあった。
だから、活用などの基本に立ち返って暗記を重ねた。動詞・形容詞・形容動詞は反復回数を重ねたことで掴みつつある。古文単語の暗記も進められた。
古典文法は、敬語を除く半分が終わった。オンラインテストもかなり作ったから、1月にやった範囲は確実に「覚えている」状態まで持っていける。携帯で使いやすい様に問題も作り変えたので、隙間時間に覚えられるよ。英語はそうやって見たことがある状態を作ったんだから。

英語にも手を付けたかったけれど、古典がまだ「見たことがある」状態ではなかったからね。完全でなくても、「見たことがある」状態になれば、学校の授業でも反復できることになる。粘り強くやっていこう。
Y君自身が書いている通り、「受験勉強かと思うと違う気がする」という感覚はあるだろう。
でも、社会や理科は計算できるようになりつつあるし、英語も入塾した時、中学2年のレベルからやり直してここまで来たんだよ。
睡眠時間が確保できさえすれば、記憶は出来る。体調がいい時と悪い時では本当に別人のようだからね。
いま、古典の基礎を固めれば、学校の授業を活用できるようになる。
通学時間4時間という厳しい条件であっても前進できてきているんだよ。ただ、大事なのは休むことだけどね…
正直、週に1回程度学校を休んで、体調が万全のほうがY君は英語や国語は定着できるはず。結局体調を崩したりすることで軌道に乗ったものをまたやり直すのは心身ともに厳しいからね。
冬休みに関しては今での無理がでてきたからね。
1月・2月の学習計画をまとめるよ。
古文単語の強化。やった範囲は反射的に出せるまで基礎を固める。英語でやったのと同じように、オンラインテストで「見たことがある」「覚えている」状態を作っていく。
今週は体調悪かったからスクショは取らなくていいけれど、来週からまたペースを戻そうね。
一週間にラウンド1だけでもいい。単語は効いてくるよ。英語より単語の知識だけで答えを出せる問題が古文は多いからね。英語は今はいい。やりたいけれど、体調を崩すほうが問題だからね。
そして何より、疲れたら休むこと。同じことしか言ってないけれど、大事なことだから繰り返すね。
頑張るのは素晴らしいことだ。でも、限界を超えてしまったら体や精神は二度と戻らないよ。
焦る気持ちはわかる。でも、少しずつ少しずつ、学校の授業を使えるようにしていこう。
今は休むことが、一番の受験勉強だ。やる気が無い時は休む。それでいい。今は私の授業とその演習時間で基礎を固めていく。春休みまではそれで乗り切ろう。
いつも期待しています。
T君、1,610分
今月は英語、政経を中心に進めることが出来ました。本番までの時間は限られていますが、引き続き頑張ります。
T君、12月もよく頑張ったね。
1,610分という学習時間。11月は推薦入試で記録がほとんどできなかったけれど、12月は英語中心にしっかり回せた。実際にはもっと勉強は出来ている。記録はしっかりね。
睡眠時間は平均428分。約7時間は確保できている。ただ、推薦入試対策が長く続いた疲れが出てきているね。体調を崩していたのは心配だね…
11月の総評で話した通り、12月は英語を固め直すことに集中した。
英文読解入門を2周終わらせた。速読英単語入門編も1周した。オンラインテストもかなり回せた。立命館のボーダーは62.5%
もちろん、難しい数字ではある。あと10〜15%を伸ばすには、語彙、文法、読解の基本的なところを固め直さないと届かない。そこが完全になれば、届かないわけではないよ。
推薦対策で抜けてしまった英語を、しっかり戻せたね。
今までやったところを復習するのは、なかなかしんどかったと思うけれど、淡々と復習出来たのはT君の強みだよ。
良かったのは、得点しやすいところを優先できたことだ。
国語では漢字、古文単語。英語では文法の基礎。語彙、構文。
読解を短期間で上げるのは難しいけれど、知識で取れるところをまず固めた。
基礎がガタガタだと応用も出来ないからね。英文読解入門、固め直したことで、選択肢から取れる情報も多くなったのは実感できるんじゃないかな。
忘れてしまったところを、もう一度戻すのは、時間が掛かるんだけどね。パラグラフ・リーディングをやるにしても、基礎的な文法、構文把握が出来るかどうかで、手法をどれだけ使えるかも変わるからね。
課題は、まだ英語が十分ではないこと。そして政経の比率を上げていく必要があること。
2月の立命館入試に向けての目標は以下の通り。時間が限られているから全部は出来ないかもしれないけれど、出来るだけやっていこうね。
英語は過去問演習を最低5年分。
速読英単語の2周目が終わったら、データベース4500へ。
オンラインテストで得点率が低いところをブライトステージで強化。オンラインテストは、過去問演習が増えたことと、体調が良くなかったことで回せないところがあったけど、出来れば回したい。
体力的に厳しい時は言ってね。最低限これはやろうというのは選択できるからね。
政経も過去問5年分を目指す。過去問で出た範囲はサブノートを作り、弱いところはシグマで復習してからメモリーバンクで用語を入れる。もちろん、立命館だけでいい。
国語は漢字と、古文の品詞判別。取れるところを確実に取る。水曜日に同型品詞判別の直前講習をやるから、その範囲だけは確実にマスターしよう。
とにかく体調が心配だね。
ここで倒れたら、今まで積み重ねてきたことが活かせなくなる。しんどかったら休むこと。
一つ合格しているから、気持ちを楽にね。ベストを尽くすためにも、もどかしくても休もうね。
T君はコツコツ3年間やってきた。あと少し。長かった受験生活も終わり。
やれるだけのことを淡々とやろう。そうやって前進してきたんだからね。
一緒に勉強できるのも残りわずか。
いつも期待しています。
S君、1,332分
自分ができる範囲で、勉強時間を少しづつ増やすようにする。勉強してないなと思ったら目標を再確認するようにする。
S君、12月は厳しい月だったね。
1,332分という学習時間。11月の3,265分から大幅に減少した。インフルエンザで体調を崩したのも大きかった。
睡眠時間は平均555分。これは十分に確保できている。
ただ、定期テストで赤点が3つ。このことについては、個別ミーティングでも話したね。記録がすべての鍵だよ。
進研模試を見ると、英語は偏差値61.8、数学は61.3。英語は英検2級を持っている。一年生のこの段階で英検2級を取得しているのは凄いことなんだよ。
コンスタントにやっていれば英語は偏差値70を超えられるポテンシャルは十分ある。
英語、小テストで暗記するだけでなくて、反復が出来たら70は優に超えられるよ。
英文法に関しては高校の範囲は既に終わっているわけだからね。
数学は苦手科目なのに、集中して時間を使ったところは取れている。
適切なタイミング復習したもの、やれているものは取れるということなんだよ。全ては記録だね。

国語は偏差値42.7。現代文が苦手なのはあるけど、古文が固まれば現代文の苦手をカバー出来るところまでは十分出来る。授業で、いかに同じ例文が識別で出るかはやっていてわかったでしょ?理屈、理解できないところは一つもないのは、S君は良くわかったよね。
計画をいかに実行できるかだね。そのための記録だよ。
冬休みの計画を振り返ろう。
スクランブルは終わらず。中里は推量までは進んだけれど、やった範囲を3周にとても届かなかった。フォーミュラはRound2まで。
今回は、補習課題を提出しなかったら、進級出来ない可能性もある。
だから、優先順位を変えざるをえなかった。
古文に集中できたら、全範囲は終われていた。だから、報告・連絡・相談が出来る進度表を記録することが大事なんだね。
やったところに関しては「見たことがある」状態はそれなりに作れた。
やったところは定着しつつある。S君は記憶力も論理的思考力も高い。やったところは取れている。それは模試の結果が証明しているわけだよね。
問題は、計画を立てて実行するという部分だ。ここを変えていこう。計画はこちらが実現可能なところまで落とし込んでいるから、後は実行する仕組みを作ればいいということになる。
意志ではなく仕組みでカバーしていく形を一緒に考えよう。
12月に記録できたのは12日。1月はまだ1日も記録していない。
S君、なぜ記録が大事か、改めて説明するね。
記録は、私がS君を助けるための道具なんだ。楽にするためのものなんだよ。
記録があれば、「この科目が遅れてるから週末にここをやろう」と提案できる。
「小テストがあるなら今週はこっちを優先しよう」と調整できる。追い込まれる前に手を打てる。
記録がないと、私はS君の状況がわからない。だから助けられない。
結果、ギリギリになって慌てることになる。今回の補習課題がまさにそうだったよね。
S君は、理解する力、覚える力は十分にある。
ただ、計画を立てて実行に移す部分が弱い。なら、仕組みで補えばいい。計画は私の仕事。実行はS君がやるしかない。となるときに、自分で実行するのが難しいなら、強制力ややらざるを得ない仕組みを作るということだね。やったら出来ることは確定してるんだから。
私は「頑張ろう」という言葉が本当に嫌いなのね。
意志力というのは有限のリソースで、長い受験勉強や人生で頑張り続けるのは不可能だと言うことは知っている。
大学受験を頑張って、体を壊す。仕事で頑張って身体や精神を壊す。私自身も身体や精神、なんなら家庭まで壊してるからね。笑
君達にそんな思いはさせたくない。
だから、仕組みでカバーしよう。意志でなんとかできないものは仕組みでカバーする。人も仕組みに組み込め。やりようはいくらでもあるよ。
冬休みの演習時間に進めるというやり方はうまくいった。
授業内で演習する形なら進められる。進度表もそうする。無理なら、嫌だろうけど、親御さんにリマインドしてもらうとかね。
自分で管理するのが難しかったら人をうまく使うように。もちろん私は365日進度表見てるからね。
1月〜2月の方針はこうする。
共通テストが終わったら、土日に演習時間を設ける。こっちも時間を調整する必要があるからすぐにでは出来ないけれど、講習の時のような形にしよう。
その中で、進度表を書く時間も作る。一人でやるのが難しくても、それぞれのノルマをこなす形なら出来ることはわかっているわけだからね。仕組みに落とし込もう。
1,2月の目標はこうなるね。
フォーミュラは毎日スクリーンショットを撮って送る。
古典文法は、授業で扱った範囲をテキスト3回反復、またはオンラインテストで90%の得点率を目指す。
英語はスクランブル基礎を完成させる。土日にテキストで解いていないところを解き切る。
平日は学校の小テスト、宿題をこなす。理科・社会は学校の範囲のテキストで復習。土日は週末課題に加えて、スクランブルの残り、古典の範囲で終わっていないものを潰す。
実行の部分が弱いなら、仕組みで補えばいい。
毎日スクショを送る。土日に演習時間を作る。それだけで、私がチェックできる。遅れていたらリマインドできる。意志力を使わないように考えよう。
出来ないことではなく、出来たことから仕組みに転用できる方法を考える。
勉強時間が0分の日があってもいい。それでも記録はつけてほしい。「今日は0分だった」という情報があれば、私は動ける。休むべきなのか。疲れないようなやり方を考えるべきなのか。負担が少ない音声教材を使うべきか。やり方はいくらだってある。記録さえあればね。
何もわからない状態が一番困るんだ。意志力は再現性がないけど、仕組みは再現性がある。
S君の能力なら、仕組みさえ回れば伸びる。でも、このままだと時間切れになる。今ならまだなんとか出来るんだよ。
一緒にやっていこう。私を上手に使いなさい。
いつも期待しています。