2019 第2回ベネッセ・駿台記述模試 10月 政経偏差値70.0 政経一番
日本大学高等学校 I.S君
私立文系の偏差値では、9月のマークの私立文系偏差値51.2から58.0のアップ。
国語が偏差値35.9から52.1へ。16.5のアップ。
もともと河合塾に通っていてから、ウチに来てくれた生徒さん。この記事でもあるように、スタートが遅く、政経の強化、国語の強化とやってきた。
入塾時点では英語、政経で取るパターンだったけれど、政経でできるだけ得点を伸ばし、次に古典、現代文を伸ばすというようにやってきた。均等配点のところを受験することが多いので、習得コストを考えたから。
I.Sくんは頑固で、自分が納得しないとてこでも動かないけど、納得したらとことんやるよな。笑
もうちょっと柔軟になってほしいと思うけれど、きっちりペースを崩さずにやってくれている。むしろ過去問演習だと、完全にコツを掴んだ国語はどんどん力をつけて、一番稼げる科目になるかもしれないよ。
政経は心配しているけれど、やった範囲に関しては対応できるように厚みを付けている。受験までにはもっと伸ばせる。
英語に関しては、長文で取ることは考えていない。国語、政経中心と言えど、英語も過去問演習で技術を磨いてきたし、文法に関しては継続的に強化してきた。長文を早く読めないなら、他のところが早く解けるようにすればいいだけ。
配点を考えると、長文だけより、整序、正誤問題、文法、下線部和訳などで点数を稼げばいいからね。
今は国語と政経が重いけど、問題ない。国語は解けば解くだけ時間配分や設問分析、抽象度が高く普通のテキストでは学びにくい現代文などの知識もついていく。解く時間が早くなるとともに勉強時間も短縮されるから、英語に回せる時間も増えていく。
政経もそう。政経は受験生平均を遥かにもう上回っているので、I.Sくんが取れない問題は他の受験生もとれない。偏差値換算してから得点にされることを考えれば、思っているほど心配する必要はないんだけどね。ただ、政経がどれだけ安定するかは合否に関わる。
夏に比べると、政経そのものに調べる時間も減ってきたし、知識がついてきたから時間あたりにすすめる量も増えた。もう少したつと、中央にも対応できるようになる。
国語、政経がコンスタントに65%超えられるようになるのはそれほど時間がかからない。過去問をやって強化がなんと言ってももっと効率がいい。その段階に入っているから。
強化するポイントがもう明確になっているからね。過去問演習をやるとき、重要なのはベースラインが次第に上がっていくかどうか。
得点率平均が40%から50%になった。50%から60%になったというように安定するほうが計算しやすい。
国語に関しては完全に軌道に乗った。政経はもうちょっと。英語を強化する段階に入っても国語や政経は伸ばせるので次第に英語をカバーできるようになる。
I.Sくんは、頑固で睡眠時間をなかなか確保してくれないけど、この時期で一番重要なのはコンディションの維持だからね。不安になるのはちゃんと寝てないからです。笑
教えてる側から見たらものすごく力つけてるんだからね。
あと受験が終わるまでに50日ちょっと。良い形でここまでこれた。記録をしっかり出来ているし、ペースを崩さないということにおいては、君くらい計算できる受験生は少ない。
なかなか自信を持てないと思うけれど、安定性には自信を持っていいよ。最後まで一緒にふんばろうね。