中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画 他の科目の導入方法

前回は学習効率を最大化するために、内職についての考え方を説明しました。

中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画  他の科目の導入方法
中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画 他の科目の導入方法
目次中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画 他の科目の導入方法他の科目の導入方法とは新たな科目、テキストを導入する場合、今まで使っているテキ.....

なぜ、内職をせざるを得ないかというと時間がたりないからですね。

学習効率をあげていこうとすると、充分な睡眠時間を確保することが必要になる。

睡眠の重要性
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睡眠の重要性 睡眠の重要性について書きます。 学習計画を立てるときの基本であるにもかかわらず、受験生が忘れやすい基本です。 まず、ここをおさえてください。睡眠時.....

H・H君にも、絶対に睡眠時間は減らしてはいけないという話をしました。睡眠時間を固定するのは学習計画の第一歩ですからね。

特にノザキ塾がある鈴鹿市は、夏暑く、冬寒い。風も強いですしね。5月と9月は体調崩す生徒が多いんですが、気温の問題も大きいと思っています。

他の科目の導入方法とは

中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画  どの教科を重点的に勉強するか
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中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画  どの教科を重点的に勉強するか 前回は、なぜ、内職することを考えたかですね。 もちろん、指定校推薦が.....

こちらをご覧いだければわかるように、H.H君は中央大学法学部の国際企業法が第一志望校でした。

まず、学習習慣をつけることができるように、英語を軸にする計画を立てました。

学習計画の基本は、1秒でも早く合格最低点に到達することです。

本来ならば、時間対効果が高い政経から導入するのが基本ですが、H・H君は、英語は苦にならなかったわけです。だから、英語を中心に学習した。

夏までに英語の文法が一通り終わり、単語の強化もできるようになった時点で、古文、政経の導入を開始しました。

新たな科目、新たなテキストを導入するときには、慎重に行う必要があります。

新たな科目、テキストを導入する場合、今まで使っているテキストの負担が減ってからにする

これは受験生を指導していて、かなり気づきにくいことのようなので書いておきますね。

新しいテキストを導入する場合、今までやったテキストが復習段階になってから導入するのが無理なく習得できます。破綻しにくい。

どういうことか。新しい科目やテキストは進めるのが難しいからです。やってないから当然ですね。

H・H君だと、まず、英文法が終わってから、政経の学習をはじめました。

一日の勉強時間を増やすことは大事なのですが、これは慎重にしないといけません。

勉強の体力ってのもあるんですよ。わかるところが増えれば増えるだけ、勉強時間を長くすることは容易になりますよね。

例えば、ローマ字を読めない段階で英語を勉強するのと、英文法は頭に入って、単語も頭に入っている人ではどちらが勉強するのが大変か考えたらわかるのではないでしょうか。

政経に関しては、まず、概要を掴むことが重要。政経の場合は過去問演習が軸になるんでしたね。

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じゃあ、過去問演習するには、細かく覚えていくものと思うかもしれませんが、違います。

まず、概要を掴んで、調べやすい状態を作る。読むのなら、負担は少ないですね。

一日の勉強時間は大きく増やすことが難しいから、いきなり負担を大きくしてはいけない。そうすると計画が破綻する。せっかく伸びてきた科目もダメになる可能性があるわけです。

それも考えて、復習できる状態で導入するのは重要ということです。

H.H君の具体例

一科目は復習できる状態にして、時間を確保して、導入コストが低いものをやる。入門書や音声教材ですね。本当は1テキストが復習になったら導入するのが理想です。

ですが、受験まで時間がなかった。では、どうするか。

9月から古文を導入したのですが、これもやり方に工夫がありました。

これ、前回の内職時間割ですけど、特に、古典のところに注目してください。政経終わってから、古典を導入して、3科目できるようになった時期です。

この段階では、特に「歌でおぼえる古典文法・文学史 」「土屋の古文単語222」「古文公式222」「ベック式!ゴロ覚え古文単語600」という暗記物や音声教材を多くいれています。

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この時期、古文でとにかく重要だったのはこちらのテキストです。

これは、私のところで動画も作ってあるのですが、細かく解説しているし、授業中では当然動画は見られない。そして、重いテキストです。

ですから、それを軽くできるように暗記物などを適宜配置したという形です。

実際、古文単語や古文公式などは、中里で間違えたところや出てきたところの復習に使っているんですね。テキストが多いように見えますが、実際のところ1つのテキストを負担を少なくするようにやっているんです。

このあたりは、ノウハウがいるところですけれど、こういう具体例を見たら、みなさんもわかるのではないでしょうか。

これは学習計画の応用ですが、1つの科目が終わってから、1つの科目を導入する。それをうまくやすようにするにはどうすればいいか考えてやってるってことです。シンプルですよ。

まとめ

  • 新規科目、テキストを導入する場合は、今までやっていたテキスト、科目が復習できる状態になってから導入すると破綻しにくい。
  • 新規テキスト、新規科目を導入する場合は、できるだけ負担が少ないものからはじめる。
  • 負担が大きい科目・テキストを入れる場合は、楽になるような工夫をする。

そのテキストだけで暗記するのがきついなら、音声教材などスキマ時間をつかえるものを考えたりしましょう。

もちろん、復習をこまめにいれて、負担を少なくするのも一つの方法です。

これは、結局人によって効率は違うんです。私が記録をうるさく言うのは、受験までに使うテキストはほとんど同じだけれど、復習のペースやテキストの使い方は違うからなんですね。

時間がなくて、気持ちが急くよね。でも、そういうときほど記録をしっかりして最後まで効率を上げるためにふんばろう。1秒でも早く合格最低点に到達するために。

ノザキ塾