Eさんも思い出深い生徒。おっちょこちょいなところがあってケアレスミスも多かった。

点数が伸びない時期には不安になることも多く、基礎をしっかり固めるために反復することを特に注意して指導しました。

受験生の精神安定剤はなんといっても着実に力がついていることが実感できることなんですよね…

そのためにはやっぱり計画と記録が大切です。

それぞれの学習上の課題は違いますし、効果がある勉強の仕方も違いますから。個別対応するしかない。

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Eさんの合格体験記

私はノザキ塾に小学6年生のころから来ていました。

小学生の時は通塾していたけれど、宿題をやっていればそれでよかったので本気で勉強に取り組んだのは中学に入ってからでした。

中学1年生の当初は、小学生の時と同じ感覚で学習に取り組んでいたので、最初のテストでは中の下という微妙な位置からのスタートでした。

そして、この事をきっかけにして私は部活を続けながら少しずつですが、塾や学校以外に家での学習に取り組み始めました。そのおかげか学内の順位も上がっていきました。

しかし、中2の中頃から英語の伸び悩みがめだってきました。

その頃、私は英語は塾で受けずに英会話学校に行っていました。中1中2はそれで良かったのですが、受験を間近にひかえてこれはヤバイと思い、それまで数学しか受けていなかったのを、その英会話学校をやめて英・数とも塾で受ける事を決めました。

とくに文法を重視して何度も基礎を反復しました。そして英語がしっかり理解できるようになったと思います。

そして中学3年生になって、いよいよ受験となり、たくさんの塾のサポートを受けて、中1の時の成績では多分入れなかった神戸高校に合格することができました。

高校生活に入り、中学とは全く違う新しい環境、クラブへの加入、そして神高生になれたという安心感のせいで、1・2年時点での成績の伸び悩みがまためだつようになってきました。

高校に入った時点で私は英語は独学でも大丈夫だろうと思い、塾で授業を受けるのは数学のみと変えていました。しかし高2の時の模試で英語と数学の成績が見事に逆転してしまったのです。

しかし気をとりなおして、今までの自分の不完全だった部分、つまり反復が不足していた部分を改善しました。

やみくもに教材をやっていくのではなく、キチンと計画してから実行に移すということを始めました。計画の重要性を理解できたと思います。

勉強するときに、計画が必要なこと、基礎を固めること、反復することを徹底して習いました。

古典も基礎となるのは文法であり、この時に古典文法を固めていたのは大学受験においてはとてもよかったことだと思います。

古文を読んでいくという作業は高3に入ってから本格的に始めたのですが、完全に基礎を固めることをいつも目標において学習していったため古文の成績はマーク模試などにおいても次第に安定した成績をとれるようになっていきました。

英語にいたっては右肩上がりに成績は伸びていきました。

こうした結果にいたった1つの大きな要因は、夏休みの過ごし方だと思います。

ただダラダラと学習しているだけでは効率よくやっていくことはできません。

先生と相談し合い、計画を立てやっていく、これは夏休みなどの長期休暇ではとても大切なことです。

夏休みを無駄なく過ごし、そしてその終わり頃から本格的な過去間演習に入りました。

しかしどうも上手く点数がとれず、再び思い悩む時期がやってきました。

その中でもっともネックだったのが、現代文でした。

この教科は本当にすさまじいほど悪かったのです。

なので私は10月から塾で授業を受けることにしました。

しかし最初は本当にダメで、一緒に授業を受けていた友達との点差がスゴく離れていたということもあってこのままでは志望校には受からない、もう自分はダメなんだという自己嫌悪に陥ってしまい、授業を受けていく自信がなくなってしまいました。

しかし、成績や学習方法で悩んだ時は、一人で考えこまないで、周りの友人や先生に相談、あるいは話を聞いてもらうということは、精神的に大分楽になるので、受験生活の中で大切なことだと私は実感しています。

なんとか乗り越え、後は過去問をやり、その復習という毎日でした。

過去問を解くことで、自分の弱いところを強化して、少しずつですができるところが増えました。弱いところから強化することで、穴がなくなっていきました。

一時スランプの時もありましたが、試験当日までに脱出することができ、無事に試験を終えることができました。

結果は第1志望には落ちてしまいましたが、1年間やれるだけやったので悔いは残っていません。今から受験生になる人達にもノザキ塾を通して終わった後に悔いの残らないような学習を行って下さい。

最後になりましたが、私をここまで向上させてくれた塾の先生、一緒に頑張ってきた友達に感謝します。本当にありがとうございました。

ノザキ塾