2019年 全統記述模試 第1回 政経偏差値61.7 政経学校1番 三重県立四日市南高校 H君
政経偏差値61.7は使える時間を考えたら上出来。
I君もそうだけど、部活があるなかでよく踏ん張った。
本格的に政経を始めたのは3月で、学習時間が7000分行かない中で偏差値60を超えたのは自信になったと思う。政経選択が3人しかいない中の1番でも1番。
受験は総合点で、選択科目である社会、数学は偏差値換算されてから得点になることを考えたら、このことがいかに意味があるかは何度も話したよね。
そして、科目選択の重要性は先輩たちの成績を見てもよく分かるはずだ。
N.K君は全統記述模試の第一回目のトータルは偏差値47.1から第2回の総合偏差値71.9に偏差値24.8のアップ。
N.Rくんなんかは、全統記述模試の第一回のトータルは偏差値41.1だった、二回目でトータル60.1だから20くらい上がっている。
K.Sくんなんかは4ヶ月でトータル偏差値60にまで持っていたけど、それより今のH君のほうが完成度が高い。
みんな、科目選択を間違えなかったことが共通点だよ。
昨日のT君の記事でも書いたけど、戦略レベルのミスを戦術レベルで取り返すことは不可能。
習得コストを考えずに学習計画を立てるのは私からした紐なしでバンジージャンプするみたいなもんだ。ダメ、絶対だよ。笑
3月はまだ良かったけど、4月はしんどかったね。この記述模試のあたりはとにかく勉強時間を稼げなかった。部活の後に疲れ切ってしまったら勉強出来ない。
それは当たり前だよね?
部活と勉強の両立で、学校の授業も聞いてバランスよくやるのが成功の秘訣とか寝言を言う人もいるけど、そんなのできるのは3年生までに高い学力が確保されている人だけだよ。
そんなことしたら体を壊す。寝ろってくどく言ってるけど、睡眠時間確保していなかったら、記憶も長期記憶に変化しない。
そして、一年間という長丁場で続けるなんてことが不可能に決まってる。
「先輩は頑張ったからお前たちもできる」とか、学校で言われたと聞くと私がキレるのは、体調崩すときのリスクが大きいことと、ごく少数の成功例を他の生徒に強要すんなってことだよ。
ごめんね。おっさんが怒るのはHくんのせいじゃないです。笑
ブラック企業じゃないんだからさ。
体を壊すようなやり方を推奨するのは異常だよ。体壊してもその後の人生は長いんだから。
生徒は一人ひとり違う。
だから、型に当てはめることなんて無理だし、意味がない。
よく内職頑張ったよ。
実際、4月の進度表見てみると、内職できなかったら本当に厳しかった。
H.H先輩なんかも部活があったから、内職で工夫しまくった。
放課後に勉強しようとしたら、全く勉強できなかったはず。
うまく捨てることは出来たし、しっかり力を伸ばしている。
ミーティングのときに、いつも、一週間で210分学習時間を増やすためにはどうすればいいかって聞くよね。捨てるという意識がないと、勉強時間を増やすことは出来ない。
だって、一日1440分は変わらないんだから。
最近、もう殆ど改善できることはなくなったね。
一番しんどい4月、5月に学習計画の最適化はかなり進んだからね。
傍目から見たら狂気だけどさ。
部活やってて勉強時間を確保するのが難しくてって言うのは当然。そりゃ無理ゲーってやつだよ。
だから、効率を考えなきゃいけない。
その意識を持つことができるようなったのは大きく成長したよ。
まあ、でも正直、今回の政経もイージーミスがなかったら偏差値65は切らなかった。
H君は雑なところがあるからな。褒めてだけいたいけど、それではダメだから調子に乗るなと言っておくよ。笑
でも、全範囲を終わったということは精度を上げる段階に入ったということ。
今は古典に回せるようになったし、夏前に英語のバランスもとれる。
厳しい条件の中で結果を出したのは嬉しいよ。本当に踏ん張ったな。
成績がいいことは嬉しい。それは何度も言ってるけれど、君たちの自信になるからだよ。
政経に関しては完全に軌道にのった。
古典も文法は固まった。直近の目標は夏休みまでに三科目回せる体制を作ること。いい調子だよ。
睡眠時間は本当に注意しよう。気持ちは熱く、行動はクールにね。一秒でも早く合格最低点に到達するために。
追記:2019/07/08
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