国語偏差値 73.7 数学偏差値 74.5 英語偏差値 71.6 国数英語偏差値76,4、国英偏差値 74.7 数英 75.2
素晴らしい成績だね。英語に関しては高校1年生としてはかなり速いペースで文章を読み込む訓練を行っている。年内に速読英単語の必修編は1回は終わるはず。しんどいけどよく食らいついているよ。
速読英単語の入門編、必修編の例文ごと完全に覚えるレベルまで到達すれば、リスニングもかなり楽になるし、何より語彙は「見たことがある」状態を作れる。
「出来る」状態になるためには、「見たことがある」「覚えている」「出来る」の3つのプロセスを踏む必要がある。
Cさんは学校の課題も多いし、部活もあるから時間が潤沢に取れるわけではない。学校の遅い進度に併せていたら2年の半ばで時間切れになる可能性は十分ある。でもこちらで先行していれば学校の授業が復習になるので定着はしやすくなる。
移動時間や模試の前に音声教材を使うことで短時間で復習することも可能になったしね。
Cさんの志望校、入試全体の配点は英語が半分を占めるというかなり特殊な形になっているので他の人より早く英語に関しては過去問演習に入れる必要がある。学校の文法の進度は遅いからね。
まずは英語を過去問演習出来るレベルに到達することが当面の目標になる。夏に一通り高校英文法は終わったものの、定着はまだ十分できているとは言い難い。
冬休みに完全に定着されることと、まだ精度が十分ではない英文法・語法を固めよう。ココが固まると英作文が出来るようになるからね。Cさんの志望校は英作文のレベルも最高クラス。
こなれた日本語を英語にし易い形に変形した上で、文法、構文、イディオムなどを駆使して書いていく必要がある。英作文の対策をする前に、十分な語彙、文法、構文、イディオムなどをマスターしていなければやっても効果が薄いんだ。
冬休みに、速読英単語の復習。構文把握系の訓練、英文法・語法など夏にやったものをしっかり固めよう。長期休み以外はまとまった時間がとれないからこの時期に固められるかがCさんの受験の成否に関わっている。余裕があれば、古文は固めておきたいんだけれどね。Cさんなら余裕か。笑
学校のレベルにあわせてはいけないと言ってきた。
進研総合学力テストと全統高1模試の偏差値の差も見たらびっくりしたよね。志望校の判定も全統に比べればだいぶ甘い。
模試の判定というのは概ねこうなっている。
C判定は合格可能性50%だから実力相応くらい。D判定は大体30%くらい。Cさんが受験するところのレベルが分かるよね。決して今の成績が悪いわけではないよ。でも、全国のトップクラスはこの時期に進研模試は受けないからね。
そして、全統高1模試の国語の平均点、すでに学校の平均点は全国平均点を下回っている。カリキュラム面で公立高校より1年半から2年程度進んでいるはずなのに、学校で真ん中でも全国では真ん中ではないという事実がある。
模試の成績自体は素晴らしいけれど、そこで安住してほしくないのね。
そうやって失速していった生徒を多く見ているから。Cさんは十分可能性があるからね。学校のレベルに合わせてはいけない。君が受験会場で会うのは全国の受験生のトップクラスだからね。
Cさんが照準を合わせる必要があるのは高3の第1回全統記述模試。それまでに受験科目すべてが過去問演習に入れること。
英語の難易度が他の大学とは比較にならないので高2の夏には英語は過去問演習に入れるようにしておきたい。
他の科目も難易度は最高クラスだからね。やらなければならない量は普通の大学とは比較にならないからね。
まず、全科目を早く終わらせるために学校の定期テストは取りこぼしがないようにしっかり進められた。理科基礎は演習していくことで受験までに十分クリアできる目処は立った。
ちょっと睡眠時間が少ないのが心配だけれどもね。出来ればもうちょっと睡眠時間は確保したい。体調をくずすことが一番のリスクだからね。
前回の夏休みも大きく力を伸ばした。冬休みで基礎をしっかり固めよう。いつも期待しています。