新年度ももう1ヶ月終了。春期講習も終わり、各科目の基礎固めを進めた。文系の受験生に関しては全員社会を強化。第1回の全統記述模試までに政経履修者は10年間分の過去問を解くことを目標とした。演習量を確保できた生徒は現時点でもボーダーラインに手が届くところまで見えてきている。

2022年3月 受験生クラスの総評
2022年3月 受験生クラスの総評
2021年度が終了した。2022年度開始。受験が落ち着いたらすぐに春期講習となり、いつもながら慌ただしい月となった。 いよいよ1年生から指導してきた生徒も受験生.....

1年生に関しては、高校英語となる文型、品詞などの知識、古典文法など高校生活が円滑になるように授業を設計した。新課程でますます文法の軽視は進んでいるように思える。夏までは基礎を徹底的に固めていく。

Uさん、5,380分 今月も学習時間トップだったね。

崩さずに一定のペースで継続することの難しさを改めて感じました。新学年になり環境の変化による疲れがあり、充分な勉強時間を確保出来た日はなかったのですが、休めたことと内職時間割を作れたことは良かったです。

今月は結果的に約7割の勉強時間を政経にかけたことで約8年分のサブノートを作ることができました。見たことがあるだけで点がとれることがあるという先生の話は本当なんだと実感しました。

今月、結構休んだことでモチベーションが上がってきました。休んでも休んでもモチベーションが上がらない時はどうしようかと思っていたので安心しました。目標のためにできることをします。

新年度になって、学校行事がとにかく多かったね。新年度は授業時間割がきまるまでリズムをつくるのは難しい。加えて気温の変化も大きかった。

例年、学校行事の多さと気温の上昇で、5月は学習時間が全体的に減る傾向にあるのだけれど、その時期がだんだん早まっている。ちょっと疲れがでたね。

家でできる勉強時間が今はなかなか取れない状況だから、学校で受験勉強をすすめるほかない。受験に関係ない科目、受験に関係があっても受験向きではない科目については内職時間割を作ることが出来た。

中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画  いかに効率よく内職するか
中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画  いかに効率よく内職するか
中央大学法学部に合格したH.H君(神戸高校出身)の学習計画  いかに効率よく内職するか 前回の記事はこちら 時間が足りないH.H君は、内職するしかないという結論.....

内職なんてやらずに学校の勉強が志望校合格に直結していて、自分の現在の学力にあっているならいい。でも、完璧に合致していることはありえない。特に志望校と現在の学力に差がある場合はなおさらだ。

Uさんは去年からコツコツ基礎を固めてきた。学校の授業で使える部分も増えた。活用できるところもあれば、活用できないところもある。活用できないところをうまく活用できるように考えられたのは大きいよ。基礎が固まれば固まるほど、時間あたりの効率は上がっていく。英語、古文はもう実感しているだろうけれど。

今月は、特に政経を頑張ったね。

政経でサブノートを作っていくためには、読み込む作業、調べる作業が必要で、それは特に重い。読み込むことに関しては学校でこなすように内職時間割を考えた。

どうしても学校でやることが難しいサブノートを作ることやオンラインテストを家でやる時間を作れた。同じ勉強時間でも、どの時間に勉強する、どの順番に勉強するかで効果は大きく違う。内職しやい時間としにくい時間で、どのテキストを使うか考える。こういうことで大きな差がついてくる。

早稲田大学に合格したSさん(四日市高校出身)の政経サブノート
早稲田大学に合格したSさん(四日市高校出身)の政経サブノート
10月も中旬になりました。10月は模試が多くて気ぜわしいですね。 体調気をつけて踏ん張りましょう。私はまだ体調が回復しません。体調管理に気をつけていてもこれでは.....

はじめは時間がかかったけれど、かなりサブノートを作るペースも上がってきた。調べるところも減ってくるし、覚えているところも多くなる。やればやるほど効率が上がっているよね。

過去問演習でも次第に結果がでてきて、「見たことがある状態」を作ることはかなり出来た。日本史や世界史なら全範囲を終わらせるだけでも大変なことだけれど、すでに終わったわけだからね。

今のペースで行けば、夏までに政経は志望校で合格点をとれる目処が立ってきた。凄いことなんだよ。

見たことがあるところが増えるだけでも、それなりに得点は出来る。ここから模試までどれくらい政経を詰められるか。

平均得点率も40%台に乗ってきた。だいたい半分くらいとれるような状態になったら、あとは精度をあげていくだけで得点は伸ばせる。一番しんどいのは50%前後に持っていくことなんだよ。ヤマは超えたよ。笑

なんとか模試までに十年分サブノートを作って、メモリーバンクもやった範囲に関して詰められるとかなり対応出来るようになるよ。

今回は政経以外はどうでもいい。英語は文法、国語は古典文法と単語、公式絡みのところだけ得点できればいい。やってないところは取れなくていいよ。計画通りにうまく進んでるからね。

いい調子だよ。

モチベーションが上がらないときは休まなければならない。Uさんは自己管理をしっかりして、進度表はほぼ完璧に付けられている。学習習慣が完全に定着していて、普段しっかり出来ているのだから、休むのが最善だよ。未来の自分を助けたね。笑

全統記述模試で、政経強化に関しては一段落する。内職時間割が出来たことで、英語、国語、政経の3科目が回るようになった。5月は中旬から古文のウェートを再び増やす。それと英文法を受験校のレベルまで到達するのが目標になるね。

志望校の配点は政経が高いから、他の受験生と比べると勉強時間の比率を同じにしていてはいけない。政経に関しては夏からは維持で済む形になっていくので、夏からは英語のウェートが一気に増やせる。8月で古文・現代文を完成させれば2科目が演習中心になるので得点は安定させやすくなるからね。

受験で重要なのはあくまで総合点だからね。

Uさんの強みはコツコツやること。コツコツやることで、次第に知識が定着してきた。はじめたばかりの政経は試験となると失敗することもあるだろうけれど、次ではカバーできる。古文なんかしばらくやっていなかったけれど、基礎知識が定着したことで対応できるところが増えたよね。

慌てずに。淡々とやりましょう。笑

受験までは全てが練習。失敗が多ければ多いほど受験までに穴は無くせるからね。

英語、古文の基礎はすでにできているし、政経も基礎は固まってきた。体調を崩すことが何よりのリスクだから、しっかり睡眠をとること。モチベーションが上がらないときは、音声教材などで復習すればいいからね。休むのも罪悪感があるなら、楽な復習方法を使っていけばいいからね。

さ、いよいよ3年生。だんだん結果はでてくるよ。この調子で行きましょう。いつも期待してます。笑

Sさん、5,064分

去年の冬が不調すぎたこともあり、3月後半から4月にかけての滑り出しは過去最高だったと思います。

1番良かったのは政経をほぼ毎日解いて模試に備えたことだと思います。早く完成させないとという焦りがあり、暇さえあればサブノートを作っていました。

本当はそれと並行して英語と国語の勉強もできればよかったですが、一度に複数のことをこなせない性格は直せないので仕方ないかなと思います。

5月はスクランブルのオンラインテストを語法までは終わらせて、NEXTSTAGEに入れるといいなと思っています。ゴールデンウィークの具体的な達成目標も立っているので、この調子で結果が出て欲しいです。

この1ヶ月で飛躍的に力を伸ばしたね。政経に関してはクラスでいま一番練度が高くなってきた。

大学によってはボーダーラインを超えるところもでてきたし、やった範囲がかなり被るようになってきたよね。サブノートの作り方も定着してきて、「見たことがある」ところが増えたから、いよいよ次の段階である「覚えている」状態を増やしていけばいい。

5月3日のコメントになるけどしっかり考えてコメントできるようになっているね。進歩してるよ。

政経のメモリーバンクに手をつけ始めたのですが、テキストで先に覚えるよりはオンラインテストを使いながらわからない問題は先に政経調べる方が頭に入りやすいなと思いました。

オンラインテストでランダムの出題をやりつつ、メモリーバンクに戻るのは「見たことがある」状態と「覚えている」状態を作るのに悪くないね。疲れていたのか、ちょっと日本語がおかしいけどさ。笑

オンラインテストは学校ではできないから、家でこうやって進めておけば、学校の自習の時間にメモリーバンクを覚えるのも楽になってくる。

今回の記述模試に関しては、政経だけ考えればいい。政経が軌道に乗れば、英語、国語のバランスも取りやすくなる。夏までは英語の文法、語法、イディオム、単語と言った覚えたら得点を伸ばせるところを徹底的に固めることになるね。

国語に関しては、公式を固めてレベル別0を完全に吸収できる状態にすることだね。5月の記述模試が終わったら、古文の比率を増やす。敬語含めて5月、6,7月で志望校の古文に対応できるレベルまで練度をあげて、8月に現代文。9月からは過去問演習に入れる体制にしたい。私立文系の勝ちパターンにできるだけ早くしてしまいたいね。

ノザキ塾はどのように学習計画を立て、指導しているか 短期間で勝負する場合の一般的計画
ノザキ塾はどのように学習計画を立て、指導しているか 短期間で勝負する場合の一般的計画
ノザキ塾はどのように学習計画を立て、指導しているか 短期間で勝負する場合の一般的計画 はじめての学習計画というブログで、学習計画の立て方は説明しているわけですが.....

学校のクラスが私立文系クラスになったので、学校の授業でも活用できるところが増えたのは2年生までと比べると好材料。

何日かまとめて進度表をつける悪癖はまだ改善されてないけれど、以前よりは良くなった。フィードバックのスピードが遅くなるからね。

何回も繰り返すけど、同じ勉強時間でもまったく学力の伸び方は変わるからね。その日に疑問があったり、どうしたらいいかを解消できたら全く違う。コンディションによって、優先順位は変動する。コメントがあれば、こちらがいまのSさんの状況にあって無理なくできる方法を考えられるからね。

Uさんはそういうところ、本当にしっかりしてるんだよ。参考にするといい。

短期間で力をつけている人は例外なく記録はしっかりしている。失敗する生徒に共通しているのは記録がザルなところだね。ずっと注意していることだから、ここを改善しようね。

不合格になる受験生の共通点
不合格になる受験生の共通点
不合格になる受験生の共通点 成功は再現性がないが、失敗は再現性がある。 プロ野球の野村克也元監督が、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」と言ってい.....

進度表も、ただ適当に書いていればいいという状態から、どうすれば改善できるか、悪いところはどこだったか、考えられるようになってきた。進歩しているよ。ようやくやな。笑

政経で勉強のリズムを作れたのは大きい。いいリズムを維持しつつやっていこうね。今までで過去最高に頭が働いてるよ。笑

何度も期待を裏切られているけれど、私はずっと期待してます。笑

Eさん、1,565分

最初は不安だらけだったけれど、高校生活に慣れることができてよかっ たです。 予習や課題の多さに最初は慣れなくて睡眠時間が少なくなりがちだった けれど、慣れてきたり、あまり意味のないものは適当にやったりしたので 少しずつだけれど睡眠時間を増やすことができました。 睡眠時間が少ないときと多いときとでは、次の日の疲れ度が全然違うので 睡眠は大事なんだなと思いました。

4月から入塾。高校入学から来てもらったので、かなり余裕を持った計画が立てられている。

新課程でかなり高校の授業も変わった印象があるので、まず、学校の授業を有効活用できるように授業を設計した。

英語は文型中心の理解で、学校のテキストを先行してやる形が出来た。また、古典は学校がテキストを中心にして文法をそれほど重視してないため、学校の授業の理解が難しい状態になっていたのを解消できた。

Eさんは、英語、国語に強みがある。高校入学時点で英検の準2級を持っているのは大きなアドバンテージ。外部検定試験をつかえる国公立大学、私立大学は多い。

なので、英語を早い段階で仕上げていこう。

具体的には1年生の間には英検2級は獲得する。夏休みが終わるまでに高校英文法は終了。古典文法は終了させよう。もう、文型に関しては終わってるし、古典も助動詞の接続まで終わっている。

進度表をきっちり付けてくれたのは素晴らしかったよ。使える時間がしっかり見えてきた。古典文法の克服も見えてきた。今なら古文単語、一日10分から30分程度暗記に使うこともできるはず。一度古典文法が完成して、単語まで覚えてたら学校の授業は全て受験勉強として有用なものになる。

古典は新しいものは入試で出題されないしね。古文単語も完成させたら、予習の時間も取られなくなるから、更に英語、国語に時間を回すこともできるし、苦手科目に時間を使えるようにもなる。

進度表でも問題点も報告してくれたので、学校の授業が有効活用できるようになった。これは効いてくるよ。学校の宿題で考えてもわからないところはチャットワークに質問できている。

予習の時間が減らせる分、睡眠時間も確保できるようになって来てるから大分楽になってきたよね。学校で授業が始まったばっかりのときは、睡眠時間が足りなくてしんどかったものね。いい形が出来てきた。

学校の授業も吸収できるようになってきてるからね。

1年生で睡眠の重要性を理解しているのは大きなアドバンテージになる。

昨日も授業で話したけれど、得意科目を伸ばすことは何より大事なんだよね。

受験という観点でいうと、苦手科目を克服するより、得意科目でカバーするほうが合格する可能性は高いからね。

今、10時間使えば、形容詞、形容動詞の重要な古文単語をEさんは覚えられるだろうけれど、数学だと教科書2Pこなすのもきついはず。

合否はあくまで総合点で決まるからね。

苦手科目を克服するにはまとまった時間が必要。どの順番でどの科目を勉強するかは大きい。

外部検定試験を使える受験生は3科目受験が実質2科目受験になったりするわけだから、苦手科目を克服するより遥かに時間対効果は高い。推薦だと、数学の点数考えなくてもいけるところもあるわけだしね。入試形式を考えると、苦手を克服して時間切れになるより、得意な英語や文系科目を徹底的に伸ばしたほうがいい。明らかに適性あるんだからね。

適性がある子なのにバランスをとろうとして失敗する子はたくさんいるんだよ。

英語を早く完成させると、推薦入試を使えるから受験機会が増える。メリットが大きいね。対策も絞れる。大学によっては外部検定は満点扱いとなるから、科目が少ないのもそうだけれど、滑り止めなんかの入試問題研究はいらなくなるわけだからね。

1年生の今だからこういう計画を立てて実行できる。計画が間違っていると同じ勉強時間でも合格する可能性低くなる。計画は早くに立てられたら立てられるだけ成功確率は上がるんだよ。当たり前だけれどもね。

どれも大事というのはどれも大事にしてないこと。

ほとんどすべての受験生はそこで失敗する。時間切れになっちゃうんだよね。今から得意科目を伸ばすこと、受験は総合点であることを意識しよう。

1秒でも早く合格最低点に。ずっと私は言ってるんだけれど、ほとんどの受験生は受験直前になって言っている意味がわかるんだよ。

一回目のスタディサポートは決して悪くないけれど、Eさんならもっと取れるよ。こんなものでは私は満足しません。笑

英語と国語はぶっちぎりで学校一番目指そう。笑

それだけの能力もあるし、モチベーションもあるからね。Eさん伝説を作ってください。期待してます。笑

Kさん、2,082分

ついに受験の年になりました‪。高校受験の頃とは比べ物にならないほどの勉強量を必要とする受験です。自分が最後に後悔しないよう、この1年しっかり頑張って行きたいと思います。

授業では、政経の演習が始まりました。これまで政経は100%国語力カバーだったので、受験までに知識を付けていい状態で望めるようにしたいです。まずはサブノートを作るところから初めて行きます。

私の志望校は英語がとても重要になってくるので、1回目の模試に目標点に達成出来るよう、日々取り組んでいきたいです。睡眠や記録など、基礎で大事なことは必ず怠らず、とにかく後悔しないように日々過ごしていきたいです。

4月は修学旅行もあり、なかなかリズムを作るのは難しかった。 

先月に改めて個別ミーティングをして、共通テストの目標得点率を設定した。

国公立と私大を併願すること、科目数が多いことを考えると特に英語と政経で得点を稼ぐ必要がある。学校で日本史が終わらないこと、数学を使うのが厳しいことを考えると政経を軸にすることが必要だからね。

Kさんは国語力でカバーできるので、政経の適性は高い。とは言え、書くことを要求される出題だと厳しいので、できるだけサブノートを作っていくことだね。

志望する大学の学部の去年の問題が公開されたので分析し直したけれど、本格英作、イディオム、特殊な構文を含む和訳、要約と受験英語としては相当ハイレベルな力が要求される。

制限時間が90分であることを考えても知識問題を素早く解けること、英作や解釈のベースになる英文法や英熟語をできるだけ早く仕上げる必要があるね。Kさんにとっては、おそらく名古屋大学より難しいだろう。スピードを要求されるタイプは暗記の精度が低いと間に合わないからね。

私大受験と国公立二次試験を考えると、英語と政経が最重要科目。政経に関しては共通テストでおそらく目標点には到達する。すでに全範囲やっているし、学校の授業、直前の共通テストの演習で目標点を超えることは難しくない。もう、すでに今回の共通テスト模試で射程に捉えられている。

ただ、私大受験レベルとしてはまだ足りない。

高得点2倍型受験を使うこも考えると英語と政経をできるだけ伸ばす方針は変わらない。

第1回の記述までにできるだけサブノートを作って効率がいい勉強の仕方を確立することがポイントになるね。これは、生物、化学、日本史にも応用できるからね。科目数が多ければ多いほど、演習したものから得られる仕組みを作ることが重要になる。

英語に関しては、文法、イディオムなどの完成はできるだけ急ぎたい。オンラインテストを活用したいね。国語にしても、政経にしても授業があるときには、Kさんは必ず結果は出してるでしょ。

英語、志望校に対応することを考えると、夏休みまでに最低でもスクランブル基礎、261は完成してないと厳しい。読解と英作にかなりの時間を使う必要があることを考えると夏以降に読解をやるベースを作れるかどうかだね。

政経が私大でも今後少ない時間で維持できるレベルになれば、ほぼ英語に使うことは可能になる。そういう意味では夏までに勝負は決まる可能性が高い。なんとかこなしたいね。

なかなか学校の課題が多いけれど、受験に関係ないものをどれだけうまく捨てられるかが鍵になる。すでに工夫できるところは工夫しているからね。先輩たちも時間を確保するために捨てた。だって、間に合わないからね。笑

立命館大学、奈良県立大学に合格したF.Hさん 鈴鹿高校探求の合格体験記
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立命館大学、奈良県立大学に合格したF.Hさん 鈴鹿高校探求の合格体験記 ギリギリの勝負でした。 鈴鹿高校の探求は受験向きのカリキュラムではない。とにかく時間が足.....

あとは睡眠時間を減らすしか時間を増やせる方法はない。でも、それは受験までに体調を崩す可能性が高いからね。Fさんはなかなか話を聞かなくて、学校も受験勉強もどっちもやろうとした。学校が受験向きじゃないんだし、そもそも時間が足りないんだから無理があるよね。

睡眠時間が不足して、体調不良になった。そして、焦りから勉強しても頭に入らない悪循環だった。こうなると、本当に修正するのは難しい。そのまま受験まで調子を崩す人もいるし、受験勉強できなくなっちゃう人もいるんだよ。

一科目軸が出来たら、他の科目に時間が使える。

これは時間がない受験生が合格可能性をあげられる方法だからね。

2019 進研マーク模試 6月 第1回 国英歴 偏差値64.8 政経偏差値79.5 鈴鹿高校探求 Fさん
2019 進研マーク模試 6月 第1回 国英歴 偏差値64.8 政経偏差値79.5 鈴鹿高校探求 Fさん
2019 進研マーク模試 6月 第1回 国英歴 偏差値64.8 政経偏差値79.5 鈴鹿高校探求 Fさん 政経重視でまず得点源を作るというのは成功したね。政経も.....

Kさんの能力は高い。コンスタントに時間を使えるかが鍵。Fさんは雑なところはあったけれど、暗記物をコンスタントにやることは守った。

いまがKさんの踏ん張り時だよ。最後の一年間、結果を出して終わりにしよう。いつも期待してます。笑

T君、3,232分

いよいよ受験生となりました。しっかりと自分の欠点や改善点を洗い出して、全力を出したと言えるような一年にしたいです。

 4月は中旬に修学旅行があり大きくペースが崩されてしまった1ヶ月でした。学校行事の前後はどうしても崩れがちになるというのが1年,2年の経験で分かってきたので、休んだり上手く和らげる方法を取りたいです。 

少ないながらに確保した勉強時間では、記憶が曖昧になっていた英語のオンラインテストをメンテナンスしたり、パラグラフリーディングの導入、日本史の過去問などをやりました。パラグラフリーディングはなかなか歯応えのあるテキストで終わらせるのに時間がかかり、本当に定着しているかは分かりませんがかなりタメになったという実感があります。これからやっておきたい英語長文シリーズでしっかり精読の癖を付けていきたいです。

 日本史の過去問では文化や年表,細かな人物の暗記などが弱いということが分かったので、文化史のテキストや一問一答を回すなど対策をしています。メンテナンスに時間がかかる科目ではあるので、5/15の模試もそうですが、更に先を見据えた暗記をコツコツ進めていきたいです。笑

4月はなかなかリズムを作るのが難しかったね。体調不良もあった。なんとかリズムを戻していきたいね。

とは言え、修学旅行の間に文化史を一通り終わらせられたのは良かったことだね。英語、国語に比べるとまだ学習が進んでいない分野なのでコツコツ固めよう。今まで手を付けていなかった科目だからどうしてもはじめは時間がかかるからね。

「見たことがある」状態のものを作る。「覚えている」状態に持っていくためには、「見たことがある」状態に持っていくことは出来ない。

出来れば、模試までに模試の過去問の演習などできるといいよね。とにかく日本史や世界は範囲が広い。一応全範囲通史はみたものの、厚みはまだまだ付ける必要があるからね。模試の過去問なら、範囲が限定されているからサブノートを作るのも楽だし、メンテナンスもしやすい。

サブノートもある程度作ったら、すでにかぶった範囲は教科書を読むだけではなくて、同じ範囲は一問一答を読むような形にしてもいい。「見たことがある」状態を作ってあれば、覚えるときも楽になるし、論述問題の対策にもなるしね。

英語に関しては読み込むための準備は整った。模試が終わったら英語は読み込む期間になるね。2年の終わりから課題だった語彙の強化はそれなりに進んでいるから、長文300に入ってもそれほど苦労はしないはず。音読は大変だろうけどさ。笑

テクニックを定着させること。同意表現を増やすこと。制限時間内に読みきれなくても点数を稼ぐこと。今まで説明したことを定着させるのに役立つよ。300、500は夏休みまでに出来たら終わりたい。

英文法、語法に関してはメンテナンス終了後に更に増強が必要だね。今後、正誤問題に対応することを考えるとやらなければ行けないテキストもあるし、今までのところを固める必要がある。

今回は日本史のレベルをとにかく引き上げるのが目標だったから、一番得意な国語に関しては時間を割いてない。

国語やったらとても日本史の練度を上げることは無理だったからね。模試終了後は過去問演習をコンスタントにやっていきたいね。

現代文のテーマ、難易度を考えても適切な問題集はない。そしていまのT君ならコンスタントに出来れば過去問は十分対応できるはずだからね。笑

T君の受験は日本史がいつ仕上がってくるかで大きく変わる。スキマ時間もうまく使って固めよう。

志望大学が各学部ごとの対策をしないといけないから、過去問演習に早く入れる必要があるからね。他の大学に比べて負担は大きい。3科目の合格点をみてどうやって合格最低点に近づけていくか考えなきゃいけないからさ。

4月、GWはなかなか体調不良もあって苦しかった。今から巻き返していこう。いよいよ3年生。いい形で受験勉強終わらせたいね。いつも期待してます。笑

Mさん、303分

受験生になったにも関わらず、なかなかりずリズムが作れなかったです。進度表も書いたり書かなかったりでした。土日に特に崩れやすかったです。やり始めがいつも遅いので、なにか明確にすることをする事をきめてやることをして行きたいなと思いました。

学習時間は実際には遥かにこれより多いけれど、記録がうまく行かなかったのは問題だね。記録がうまくいっているときは常に結果はでているけれど、記録がうまくいってない時はうまく行かない。

当然のことではあるんだけれどね。

Sさんのところでも書いたけれど、記録が毎日できていれば、フィードバックが早くなる。たとえ勉強ができない日でも記録はしなければいけないよ。何度も同じことを言っているけれどね。大事なことだから繰り返すよ。残り時間が少なくなっている今だからもっと意識しなければない。

受験機会が限られている分、しっかりやる必要があるんだよ。他の人より早く受験が終わるからね。

勉強ができないなら、やれる方法をこちらも考える。負担が大きいなら、負担が少なくできるものを選択することはこちらができるからね。

Mさんの場合は受験科目が多い。最重要科目は英語というのは年間計画のときに話したね。

共通テストの目標得点率に近づけるためには、一番効率がいいのは年間計画のときに立てた各科目の得点率に近づけるように勉強すること。模試までに何をやるかということは計画で立ててある。毎日やることも決まっている。

でも、それはあくまで計画だよ。学校の授業や疲労度、Mさんの理解度によっても当然進み方は変わる。計画は実際に実行してうまく行かなかったら修正する必要がある。じゃあ、どうやって修正するかというと、記録を見てからだよね。

努力には無駄な努力というのはあるよ。少なくとも受験勉強に関してはそう言える。頑張ろうとするのではなくて、頑張らなくてもできる仕組みを作る必要がある。頑張るというのは意志力を要求するから長期間は続かない。

記録が無理なくできるにはどうすればいいか。その日に書くのが最もいい。でもそれが無理ならどの時間なら書けるか。最も重要な要素は記録なわけだから、それをどうやってやっていくかだね。

残り時間は少ない。今のままだと失敗する可能性のほうが高いと言わざるを得ない。大丈夫というのは嘘になるからね。でも、それってやり方を変えれば成功する可能性をあげられるということだからね。無理なら無理と言うよ。笑

変わるのは今しかないよ。日に日に可能性は閉ざされていってるんだよ。やらない後悔はずっと生涯ついてまわるよ。なかなかそれはしんどいものです。笑

うまくやれる方法を一緒に考えようね。

ノザキ塾