無学年、全教科指導のクラスです。大学受験生を対象にしています。2020年6月1日より、ノザキ塾はオンラインのみで指導する受験生クラスのみとなりました。
受験生クラスがなぜ作られたか
受験生クラスが作られたのは、1秒でも早く合格最低点に到達するためです。
今までの指導方法では受験に間に合わなくなったからです。
受験生が不合格になるのは、勉強しなかったのではなくて、時間が足りなかったことが一番の原因だと長年の指導でわかってきました。
ノザキ塾では、過去問演習クラスというコースがありました。
文字通り過去問演習を主眼に置き、夏休み以降は過去問演習を軸において指導をしていました。大学受験の合格に必要なものは過去問の演習です。
過去問演習をするためには、それまでに過去問演習をするためのベースが必要です。
そのためかなりのハイペースで授業を行ってきました。
授業時間も長く、部活などがある生徒さんは参加できませんでした。多くの部活がある生徒が部活が終わるのは6月です。
6月から、夏からの参加というのは現実的に難しく、参加して貰う場合も個別で授業をさらに行わないと追いつくのは難しかったわけです。料金も高額になりました。
入試制度も変わりました。
外部試験(英検など)が受験で必要となり、事実上受験は高校3年生からではなくなりました。
AO入試を使う場合は、3年生の7月までに民間試験で大学が要求する得点をクリアしなければならない。
また、数学、国語の負担も試験形式の変化で大きくなりました。英語もリスニングの配点が、今までと異なり、筆記と同等。リスニングの対策にも時間が取られます。
旧来の授業の方法では、受験に対応することが出来ないことは明らかでした。
今まで以上に時間が足りなくなった。
そこで一秒でも早く合格最低点に到達するためにはどうすればいいか見直しました。
追記:2019/11/20
外部試験の導入が来年は見送られましたが、国語の記述式など科目負担は今までと比較になりません。リスニングの配点が旧来のセンター試験と比べて上がっていることもあり、英語の負担は激増しています。
追記:2020/02/20
新制度の導入を踏まえてか、今年の私大受験でも共通テストを意識したような出題形式も見られるようになりました。外部検定の利用が出来る私大も増加しています。
一秒でも早く合格最低点に到達するにはどうすればいいのか
受験勉強で大きな比重を占めるのは過去問演習です。
過去問演習までの時間をいかに短縮できるかが大きなポイントになります。
高校3年生で、部活があって授業に出られなければその分の知識はあやふやになる。
それならば、授業は映像授業であればいい。
わからないところは個別に質問を受ける形であれば効率を上げられます。
勉強時間で一番多くの時間を占めるのは自習。
自習の効率を良くするにはどうすればいいのか。
どんなに勉強しても、計画が間違っていたら上手く機能しません。
ひとりひとりに最適な学習計画を立案し、それを実行できるようにすることが最も合格可能性を上げられる。
なぜ、学習計画が多くの場合破綻するのか。それは毎日の記録や、精査、声掛けが必要が徹底されていないからです。
そればら進捗状況を確認できるようにすればいい。
全体ミーティング、個別ミーティングでバランスを取る。
そして勉強できる環境は絶対に必要。
全体ミーティングを行っているのは、他の受験生もこれだけ勉強しているというのを知る事ができるからです。周りの人がやっているなら、自分もできるとなるからです。
また、クラス全体の進捗や個人の進歩が可視化できるように総評という形で1ヶ月一回、サイトに公表しています。1ヶ月の勉強時間や進度を評価するようにしています。
学習計画がなぜ破綻するのか。モチベーションを保つのが難しいから。
一人だけではモチベーションを保つのは難しいからです。
周りが勉強できている環境と個別指導のメリットを活かすことが出来るようにすればいいのか。
学習計画に従った進捗状況の確認が毎日あれば、皆が勉強していることもわかる。同時に、毎日の細かい修正が出来るので、計画が実際に実行可能な形になる。そうすれば破綻しにくい。
授業に関しては、映像授業でわからないところの対応を個別にすれば、進度も早くなる。
そして、学習計画そのものを個別でミーティングすれば、進歩したところや改善できそうなところを確認できる。
授業時間だけにしか質問ができなかったら、その間の時間は無駄になる。
それなら、いつでも質問できる体制を作ればいい。
遠隔地から授業を受けたい生徒もいる。それなら遠隔地でも出来る体制を作ればいい。
授業だけで、問題を解いたり、暗記の精度が確実なのか確認できないなら、出来るようにすればいい。それならオンラインテストを作ればいい。
このような形で、今まで通常授業を行っていたものの多くを見直しました。
クラスとしては学力もバラバラの状態であっても、個別、集団指導の両方のメリットが有る形となりました。
遠隔地であっても他の受験生がどれくらい勉強しているのか、わかるように、かならず振り返りをするようにしています。
授業、科目という形態では受験までに間に合わない
繰り返しますが、1秒でも早く合格最低点に到達するためには、授業、科目という制限がある形では間に合わないのです。
多くの学習塾、予備校では科目を選択という形をとっています。
が、受験までに時間がない場合、時間対効果が高いものから対策したほうが総合点を向上させることは容易になります。
英語、国語、社会をバランスよくやるより、私立文系であれば、政経から固めたほうが早い。結果的に英語や国語に回す時間を増やせます。
ですので、対面の授業をなくしました。
通学にも時間が掛かりますし、授業が受けられない場合もある。現在のノザキ塾は、生徒がリアルタイムで受けるライブ授業と映像授業の2つがあります。ライブ授業はすべて録画されているので、通学時間や休日に追いつかせることも可能です。
それぞれの受験生にとってもっとも効率良く総合点を向上できるように考えるととこのような形になりました。
ひとりひとりに最適な学習法は違います。そのためには記録が重要です。
学力も変化しますし、計画は固定することはできない。計画を実際に合う形にするように調整することが必要だからです。
また、現役生の場合は、週末しかまとめて時間が取れないこともある。それぞれのペースで出来るようにすることが最も効率がいい。
ノザキ塾では進度表という仕組みがあります。毎日記録してもらい、こちらでコメントをすることで計画が実現可能な形になるだけではなく、生活リズムを整えるのにも役に立ちます。
体験授業について
受験生クラスでは、学習計画の立案が大きな軸となるため、学習計画の立案までを体験授業といたします。
志望校の聞き取り、推薦入試を使うか否か、学校の進度、使ってきたテキストの誤答などを確認して、ひとりひとりに最適な学習計画を作成します。
行うこと
- 志望校の聞き取り
- 推薦入試の使用の有無
- 指定校推薦はあるのか
- 評定平均の聞き取り
- 志望校の配点確認
- 志望校の過去問分析
- 学習履歴(学校)
- 暗記物のテストの有無
- 学校のテキストの確認(受験に有効かどうか)
- テキストの選定 合格最低点に近づくためのテキストの選定を行います。
- Googleアカウントの作成(持っていない場合は) 作り方はこちらになります
- チャットワークのアカウント確認 作り方はこちらになります。
- Googleドライブのインストール
- クラスの説明
- フォルダの説明
- オンラインテストの使用方法
- 進度表の作成
- 進度表の記入の仕方
- 全体ミーティング
- チャットワークを使った聞き取り
- 料金の説明
- 振込先
実際に、進度表の記入、全体ミーティングなどを経て、初めて学習計画は実際に機能します。入塾したときにどのように学習計画が機能するのか、体験できる形となっております。
体験授業の申込みの際は、学校、学年、志望校などをご記入ください。高校1年生、高校2年では計画も大きく異なります。
体験授業の前に、Googleアカウント、チャットワークのアカウントを作成していただくと、面談終了後から学習計画の作成がスムーズに進みます。
学習計画は、携帯からでもPCからでも確認が可能となっています。
指導内容
- 学習計画立案
- 全体ミーティング(進捗状況管理)
- 個別ミーティング 個別の学習計画
- 進度表へのコメント
- オンラインテスト
- 個別授業
- 映像授業
- チャットワークを用いた質問への回答
料金
高1 | 高2 | 高3・浪人生 | |
受講料 | 30,000 | 35,000 | 45,000 |
春期講習 | 15,000 | 17,500 | 22,500 |
夏期講習 | 45,000 | 52,500 | 67,500 |
冬期講習 | 30,000 | 35,000 | 45,000 |
消費税抜きの価格となります。
教材費
0円 全学年 共通
一括お支払いの場合には割引がございます。ご相談ください。
2019年10月より、消費税10%をいただきます。
入塾金 |
各学年1ヶ月分いただきます。 |
回数・科目
ライブ授業は平日も行われています。
授業に出られない人、途中入塾で追いつかせる必要がある人はライブ授業は録画されているので、いつでも視聴可能です。
オンラインテスト、映像授業が見られるという形で、回数という概念はありません。
授業以外の質問はチャットワークで受け付けています。回数に制限はありません。
科目は受験に必要な全科目となります。
全体ミーティング(進捗状況確認、現在は不定期となっています。)
個別ミーティング (希望制、希望する前の週に申し出てください。)
オンラインでの授業、ミーティングはZoomを使用しています。
講習について
受験生クラスは、夏期講習、冬期講習を行います。料金は、夏期講習が月謝の1.5倍、冬期講習が月謝と同じとなります。各期講習会は必須となります。
遠隔地での指導の場合
受験生クラスは、オンライン上で指導が完結可能ですので受講いただけます。
毎日の進捗状況の確認はZoomを用います。
携帯電話で受講は可能となっています。
オンラインテストに関しては、PCが必要です。
また、資料などの印刷のためにプリンタをご用意ください。携帯での受講も可能になっておりますが、進度表の記入、オンラインテストの利用を考えるとPCでの受講を強く推奨します。
PCのセットアップ、面談などを直接ご希望される場合は、交通費、宿泊料など実費請求させていただきます。
保護者の方との面談、ご相談に関して
Zoom,チャットワーク、Google Meet,Facetimeで対応可能です。
メールでの相談も承ります。
このような形で、返答しています。
チャットワークでのチャットでのご相談も承ります。メール、実際の面談ではなかなか時間を作れないという保護者の方とのやりとりにも活用しております。
新制度、受験校について、推薦入試の利用など質問をいただくとときなどにご活用頂いています。
2020年6月よりノザキ塾はオンライン専門で指導することになりました。面談もオンラインで行います。
面談などを直接ご希望される場合は、交通費、宿泊費など実費請求させていただきます。
ウェブサイトの掲載について
体験授業のご相談、模擬試験の成績、進度表などに関しては、イニシャルを明らかにしない形で、ウェブサイトへの掲載を行う場合もあります。
また、保護者からのご相談で、他の受験生に役立つものもイニシャルを明らかにしない形で、ウェブサイトへの掲載を行う場合もあります。
進度表など、他の受験生の学習に役に立つものなども同様です。