5月はなかなかに厳しい月となった。
コロナウイルスの影響で、ずっと家に引きこもっている疲れが出てきたね。
特に新一年生は学校の宿題も例年より多かったのでリズムを作るのに苦労した。
4月に比べて、学校もオンラインの授業が増えた。スタディサプリでの提出など、サービスに慣れてない人にとっては勉強以外でも時間を取られた。
どうしても夜型になってしまった人も多かったね。
リズムを作るように春期講習からずっとライブ授業を多めにしてきた。
他の人達に比べるとかなりリズムは作りやすい環境にあったとはいえ、それでも難しかったのだから、今年の高校生、特に新一年生がうける影響は大きいだろうね。
部分的に登校が始まって見えてきた問題点は、分散登校で生活リズムが作れないこと。
宿題も懸念していたとおり、遅れている進度を追いつかせようと早くやらざるを得なくなっているところが多いね。
そのため、課題をこなすのにすでに睡眠不足に陥っている人も多い。何度も言っているけれど、勉強する前にいちばん大事なのは最適な睡眠時間を確保すること。
学校が通常日程になる6月中旬までは、まず学校生活に慣れて、リズムを作っていくことを最優先にしよう。今は慌てる時期ではない。
通学時間の学習の最適化、学校の宿題を受験向きにすること、小テストを無理なくこなすためのスケジュール確定、復習のタイミングなど、ここからがいよいよ本番。
学習計画が力を発揮するところになる。
高校1年生は英語を固めることに集中している。
すでに高校英文法の基本的なところは終わっているので、英文法を固めていくことになる。現時点で、英文法は受験レベルに対応できるところは3分の1くらいになったね。
もちろん、学校の授業が始まることで英文法の復習はできることになるから理解はどんどん深まる。
例年通りに学校の授業が行われるのであれば、夏までにこちらは英文法は受験レベルまで到達できる。
けれど、学校の日程が普段と異なることを考えるとペースダウンすることも考慮に入れなければいけないね。
学校の宿題で授業に出られなかった人は、ライブ授業はすべて録画してあるので、少しずつ追いつかせよう。
しばらくは睡眠時間をいかに確保するかを考えていくほうが重要だからね。くどいけれど、体調を崩すのが一番のリスク。
高校1年生は、すべてのことが新しく習う内容だから、学校の授業がうまく吸収できるに越したことはない。まずは学校の課題がこなせる体制を作ること。可処分時間を把握してから、より受験向けに時間を使っていくように考えていくからね。
学習時間トップはM君。11,450分
今月は古文を本格的に始動できた月だった。
中里、レベル別0、土屋の古文単語、スーパー敬語法と着々進められた。そのおかげで古典文法に関しては現役では比べ物にならないくらいの知識量を増やせた。
まずは模試までにスーパー敬語法を3周なんとか終わらしていこうと思う。 政経は長く時間のかかった畠山通読を1周なんとか終わらすことができた。
過去問に関しては5月は明治大(経営)までのサブノートを作った。60%を超えた時もあれば40%を切る時もあったが、よく出るところはしっかりサブノートを作れたのでよかった。
英語はオンラインテスト3000問までいった。80%まであと8%。
なんとか模試までに到達できるようにしたい。 5月は特に古文に力を注ぐことができた月であった。6月は模試の復習も入ってくる。
まずは模試に向けてできる限りのことをしていく。
現役時代に固められなかった古文をかなり固められた。
古文に関しては、文法に関してはほぼ完全に定着した。
第一回の全統記述模試が変則的とはいえ行われる形になったので、そこまでに文法の完成、古文単語、敬語法に関しては「見たことがある」状態を作るという目的はすでに達成できたね。
古文はやればやるほど計算できる科目なので、時間がない浪人生は現代文より先に古文を固めるのが合格可能性を上げている。
去年の生徒たちも、古文をまず固めた。
第1回の記述模試では国語の偏差値は46.2から第2回では69.1に22.9アップ。
古文が早く解けるようになることで、結果的に現代文に時間を回すことが可能になるので、国語全体の得点もあげられる。夏には古文も完成するのは見えてきたから、第2回の記述模試のころには過去問演習に入れる目処が立ってきたね。
政経に関してはかなり演習量をこなして、よく出る範囲についてはかなり知識の厚みをつけられたね。
情報量が多いテキストだけど、サブノートを作るときにも確認したから、ゼロから読むよりずっと吸収しやすかったはず。
当初、模試までに10年間分ストックを作ればいいと話したけれど23年間分のストックを作った。初見ではない分野に関してはかなり得点できるようになった。
過去の生徒のデータでは過去問演習に政経は入っていけると1ヶ月で5%程度得点率は上がるんだ。受験までにはボーダーラインを超えて、英語、国語をカバーできる様になるのも見えてきた。
入試までに政経は確実に武器になるのは見えたね。
政経が計算できるようになってきているから、古典の勉強時間も増やせたし、英語にも回せる時間は増えている。いい形が出来てきているね。
英語に関しても進歩した。第1回目の模試では英文法以外は全く取れなくてもいいからね。笑
オンラインテストでは現時点で3404問。正答率は73%まで上がってきた。
完全にランダムでやって、得点率が低いところを強化するという形で現役時点とは比べ物にならないくらい定着してきているね。
夏までには英文法、イディオムは関関同立クラスでは完成するし、長文の導入も出来る。
睡眠の重要性もよく理解して、運動も組みいれてしっかり自己管理できたね。記録が完璧にできて、報告・連絡・相談を徹底できたから、学習計画が機能している。
本当にビハインドがある状態からのスタートだったけれど、いい流れでこれているよ。
ちょっとここ数日、寝るのが遅くなってるから、そこだけ注意だな。政経で模試は倒してください。笑。
追記:2020/06/05
S君、7922分。
5月は大きな変動があった月だった。
速単の残っていた音読を終わらせ、かなり順調に速単を終えることが出来た。この教材はハードであったので今後の糧、思い出になりそうだ。
いやはや、音読まで含めるとものすごいボリュームだったからね。速読英単語の解説では詳細に解説されてないところまでやったので、構文把握力まで含めて相当に鍛えられたよ。
国語に関しては、新たに和歌の導入、漢文の導入がなされた。
和歌に関しては、なんとか復習まで5月中に終わらせることが出来た。そして中盤からは漢文早覚え速答法を導入した。
初めは辛かったが徐々に深く考えないようにすることで多少なりとも楽しくなってはきた。
6月からは再び、土屋の古文100が導入されるのでストックを作っていきたい。
4月は国語の勉強時間が543分だった。まずは第一回目の模試までに、去年強化できてなかった範囲を潰すことを考えた。
5月に和歌が終わらせられたのは大きい。早稲田では紀行文絡みで和歌が出題されることも多いので、しっかり終わらせられてよかった。
現代文、古文の範囲で知識としてやっていないところはなくなった。あとは古文に関しては厚みを付けていくことだね。
漢文に関しては、第2回の記述模試までに完成する形でいけばいいから問題ない。早稲田以外の大学に対応できるベースを作るのが第1回の模試の目標だったから、国語も順調に進んでいる。
ちょっと最近漢文回す時間が取りにくくなっているから、模試のあとに古文と漢文は一日置きに学習するようにしたほうがいいかもしれない。これはまた個別ミーティングの時に詰めよう。
政経に関しては、5月は現役時代に解いた過去問の復習に費やした。我ながらかなり時間を掛けてきた科目なので知識は直ぐに戻った感じはする。
しかし、現役時代は自分の性格もあってか深追いし過ぎたせいであまり過去問を解けていないことにも気付いた。今年度は沢山解けるようにしたい。
S君はやったところに関しては確実にとっているからね。君はホンマに細かい性格だからね。笑
今の目標は多くの問題にあたって、過去問で強化していない範囲をなくすこと。あとは時事問題のストックを作ることだね。
量をこなすのが目的なので、1週間に2つくらい強化できる形で回せていけたらいい。これは問題の難易度にもよるから、ガッチリ決めずにやろう。
第2回の記述模試の頃には全国大学入試問題正解の今年度分を導入して、さらに厚みを付けていきたいね。
英語に関しては、速単が終わり英熟語1000、やっておきたい300を導入した。構文把握の力は実感出来ているのでそれを問題演習で完璧にしていきたい。
6月からはプールも営業開始するので、運動、息抜きをしっかりと順調に進めていきたい。
浪人開始時点で、完成度が低かったイディオムに関してはスクランブル構文とイディオムやネクステージと複数テキストを回して一気に固めた。
「見たことがある」状態はすでに作れているので、反復して復習に入れたのでいいペース。速読英単語、英文法の授業と英語には常に触れているので、イディオムが定着してきたのは感じているんじゃないかな。
やっておきたい英語長文300に関しては、徹底的に速読英単語必修編を固めたので、構文把握で苦労することはなくなった。
課題としては、設問分析のスピードがまだ追いつかないことだけれど、これは時間を掛けて身につけるしかない。
Sくんの持ち味は正確さ。慌てなくていい。
正確さとスピードを両立させるには、量をこなしていくこと。だんだん早くなってくるからね。
同じプロセスでやるように解説してあるのは、考えることやチェックしなければならないことを自動化するため。
5月は、体調不良もあって、しんどかったよね。浪人生活の淀みを感じてたと思います。本当に辛いのよ。笑
今年はコロナウイルスの影響で、外で息抜きも出来なかったしね。家と自習室の往復で、しかも自分の苦手な科目ばっかりやってたら誰でもおかしくなります。笑
でも、一番きついところ乗り切ったよ。英語だけではなくて、国語、政経と回せるようになって学習時間も後半からは増えてきた。
休養の大切さはわかったでしょ?笑
浪人仲間と息抜きしたりするのも長い受験生活では大事だよ。
1秒でも早く合格最低点に到達するためには、時間だけではなくて効率も考えなければいけない。疲れている状態でやっても覚えてなかったら、それは時間が取られるだけで、自己満足になってしまうからね。
厳しい言い方するとね。心配してるのよ。笑
何度も言っているけれど、やる気がしない時は休むこと。1日単位ではそれほど進んでいるように思えないかもしれないけれど1週間単位では確実に進んでいる。1ヶ月単位では物凄い進歩を続けているよ。息抜きしっかりして進めましょう。笑
追記:2020/06/08
K君3315分
4月は成長した月だったが、5月は維持の月だった。
授業があるとはいっても少し遅いので、なんとかやっていけるかと思ったが、なかなか出来なかった。
特に昼は、朝起きに対応出来ず寝てしまうことが多いので、勉強を確保できない日も多かった。来月でさらに絞られていくと思うが、1日90〜120分を目指して頑張っていきたい。
自分で分析できているように、5月は維持の月だったね。4月は3,918分の学習時間だったから、時間としては微減だけれど、学校の授業が増えたことを考えると、実質的には勉強時間が増加したと言える。
学校がある生活にまだ適応できてない。6月はまず慣れること。
Kくんは1年生の時から部活があるので、なかなか学習時間は確保できなかった。
部活を引退するまで多くの勉強時間は取れないのはわかっているから、短時間で効率的にということを考えてきた。
英語に関しては、ずっと積み上げてきたので、結果が出てきたね。1年生の時の番数で一番悪かったのが122位。
英語に関しては校内18位まで来た。同じ模試でもないから単純に比較は出来ないけれどもね。神戸高校の上位5%くらいには来たね。
使っている時間を考えると効率よく時間を使っているよ。
英語のオンラインテストに2341問解いて正答率は62%になった。先月から1000問以上解いて、正答率も通算で4%向上した。
文法分野に関しては、引き続きスクランブル261で強化して、かなり厚みはつけられた。オンラインテストでは文法の正答率が50%切っているところはなくなった。
「見たことがある」ものが殆どになり「覚えている」「出来る」ところも確実に増えているよ。
得点率が低いのは形容詞、副詞、前置詞のイディオムで、これは今後、古典を強化するかイディオムに回すか相談して決めていこう。
古典、政経に関しては、今使える時間を考えると導入はちょっとためらっている。量を増やしても回せないと効果はないし、体調を崩すリスクが大きいからね。
学校が始まって受験勉強に使えるいわば上積みに使える時間が2020/06/08現在で81分なんだよね。
なんとか時間作ってくれてるよ。
古典は一度は文法は終わっているものの、「覚えている」状態にするには、毎日一定時間が確保する必要があるから、今やっても「覚えている」状態にするのは難しい。
もし、毎日30分時間が確保出来るなら確実に出来るし、学校の授業を有効活用できるようになるのは部活で時間がないK君にはいい。
ただ、そこで体調を崩したり、リズムが崩れるほうが怖い。体調を崩すとその分取り戻すのにも物凄く時間がかかってしまうからね。
今のまま英語の強化を続けていけば、確実に夏までに英文法は完成する。そうしてから古文に時間を集中的に費やせるようになれば確実にマスターは出来るからね。
6月はとにかく体調を崩さず、バランスを取っていく月になる。
肉体的疲労、精神的疲労があるなかでよくやってるよ。少しずつリズムを作っていこうね。Kくんが思っているよりずっと進歩してるよ。笑
追記:2020/06/09
Nさん 8,492分
課題が多かったということもあり、勉強時間はかなり増えたなと思います。
今月はいろいろなことを学びました。
まず睡眠時間について。自分は450~480分間の睡眠が適正だとわかりました。
だいたいの平均値が420分だそうなので、個人差があって、自分はそれより少し多めがいいなと思いました。
本当に最適な睡眠時間には差があるんだよね。
睡眠不足は計数能力の低下や、判断ミスなどを起こす。バルディーズ号原油流出事故という史上最悪の原油流失事故も睡眠不足が引き金となった。
いま、睡眠負債の問題点はいろいろなところで言われるようになってきてるけど、こうやって進度表をつけているとはっきりわかるね。
この2点だけでも問題の深刻さはわかるんじゃないかな。
- 記憶が保持できない
- 処理速度が遅くなる。
ちょっと見てみようか。
これ、去年の受験生クラスのオンラインテストの正答率。一番左の生徒は適切な睡眠時間を守れることが少なかった生徒ね。学校の課題に追われたり、行事に追われた生徒ね。
高校3年生で、英文法はすでに学んでいた状態からランダムで全員やって、各項目を80%超えるまでやってもらった。
一番時間がかかったのがFさん。4倍くらい時間掛かってるね。問題数としては2倍以上やってるね。
先輩だね。笑
あとの二人は四日市南高校。
Fさんは捨てるのがなかなかに下手くそだったので、どれもこれも頑張ろうとした。
反面教師にしてください。笑
毎年言っているんだけれど、「どれも大事はどれも大事にしてない」なんだよね。
だから優先順位を明確にした。頑固だったけどね。笑
記憶の定着で伸び悩んだ時期に一番効果があったのは勉強時間を減らしたこと。
増やすんじゃないよ。減らすんだよ。
その分、睡眠時間を増やした。
最低何時間勉強しろとかいう人もいるけど、本当に記録をとってたらそうは言わないと思うけどね。そういう人は疑ったほうがいいよ。笑
睡眠時間を確保したことで短時間でも速度も上がったし、定着率も改善した。大きかったのが、精神的に安定したこともあるね。
中央大学に合格したI.R君は、睡眠時間確保できなかったら学校休んで寝てたよ。笑
体調崩したら間に合わないということは夏の時点でわかっていた。本当に皆余裕がなかったんだよね。
高校3年生から教えるといつもギリギリです。
I.R君は高3の第2回の模試で爆発的に偏差値も伸びてるけれど、8月は睡眠時間は500分以上確保している。
実際、みんな夏は睡眠時間を増やして対応したんだ。平均して60分は増やすようにした。
Nさんの場合は通学時間が長い分、睡眠時間を確保することが難しい。
6月になって、学校が通常通りに始まって難しさを実感してるね。
個別ミーティングでまた相談して決めるけど、学習計画を立てる時の基本は
- 適切な睡眠時間を確保する
- 可処分時間を把握する
- 合格最低点に到達するためにもっとも早いものはなにか考えて選択する。
物凄く単純化するとこうなんだ。睡眠時間を減らす学習計画はかならず破綻する。
記録ができない生徒の失敗する確率は君たちが聞いたらびっくりすると思う。その要因の一つは適切な睡眠時間を把握してないことにあるんだよ。
常に低いパフォーマンスでやってるってことだからね。
Nさんはまだ高校1年生。今月は、1と2が出来たらいい。すでに通学時間の勉強に関してはうまく回り始めているからね。
そして勉強面では、バランスをとってやることの難しさがわかりました。
今月は前半が理科、英語、後半が数学、英語という感じになりました。苦手な数学を残したことで、気持ち的にものらず、効率が悪くなっていました。
学校がなくてこれなので、学校が本格的に始まったら、時間がなくなると思います。
優先順位を考えて、効率よくやらないといけないと思いました。
通学時間の歩いている時は歌で覚える古典文法、止まっている時はスタサプ、平日に溜まりやすい理数系のワーク類を少しずつ、休日にその他課題と英語の復習をしていきたいです。
うん。そのとおりだね。
Nさんがちゃんと分析できていたように、時間がなくなっている。
今の時点で徹夜しなければ終わらないものがあるというのは、優先順位をつけるミスもあるけれど、適切な課題の量ではないということでもある。まあ、君のせいじゃないよ。学校がはっきり言って悪いです。笑
Nさんが出来ないだけじゃなくて、他の子達もこなせない量なのは問題だよ。
じゃあ、どうするか。
全科目回らないときは、英語、国語、数学の3科目を優先しよう。
配点をみたからわかるね。その3科目の中でも、英語が最優先。次が国語。
本当、今の高校1年生は課題に苦しんでいる。
これは、全国的にそうだと思うよ。
私も勉強会で同業者と話してきたんだけど、今年はどの学校も課題が例年に比べて多いと。回せなくなってる生徒がたくさん出ていて、これまずいんじゃないのと。
そして、学校もコロナウイルスの影響で、進度を早めているからなおのこと今年の新1年生はきついね。
課題でやったから、授業では新しいところから進むところもやっぱり出てきた。
高校1年生はすべてのことが新しく学ぶことだから、学校のものが吸収できたら一番いいのは間違いない。
でも、分詞の形容詞的用法もならっていないのに分詞の形容詞的用法を問う訳出をやっても効率が悪いね。
古典文法もやっていないのに、古文の要約をしろと言っても無理があるね。
役に立つものであっても、学ぶ時間が同じであっても、学習する順番が違うと全く効率は変わってくる。
だから、しばらくの間は、学校の授業を受験向きに使えるように基礎を固めるようにアプローチすることになる。
ちょっとしんどいけど、英語は文法を固めるし、古典も文法を固める。
ライブ授業はすべて動画であるわけだし、週末に見てもいい。慌てなくていいからね。
まず重要なのは睡眠時間の確保と可処分時間の把握。
6月は適応期間だから、慌てずに行こうね。Kさんは意志力もあるし、俯瞰する能力も持っている。一気に状況を変えることは出来ないけど、一緒に考えていこう。大丈夫だよ。笑
追記:2020/06/11
Mさん
6,326分。
毎日勉強する習慣はつけることができ、先月の目標より勉強時間は増やせたので良かったです。
けれど、朝早く起きて朝に勉強する習慣がほとんど出来なかったです。
朝に勉強できるようになれば、もっと勉強時間が増やせれるはずなので、次は朝勉強習慣を身につけたいです。
先月が4625分だったことを考えたら、大きな進歩。
とにかく記録をしっかり出来るようになった。外出するときはなかなか勉強できないから、その前でこなしたり、自分の時間の使い方を把握したのは大きかった。
体調の変化に敏感にと話したけれど、しっかり自分のコンディションを意識できたね。自分が頭が働く時間にうまく勉強を組み込めたことも効率面で素晴らしかった。
特に英語は文型把握も正確に出来るようになった。反復回数がおよそ3回出来たら定着できるのも見えたから、既習範囲に関しては90%以上の得点率を確保できている。
記憶は苦手じゃないよ。Mさんは。やり方知らなかっただけだから。笑
休校中の宿題に関しては、終わるのはぎりぎりでしたが効率よくできたかなと思います。英語も授業に追いつけてきたので、6月も授業に合わせて教材を進めていきたいです。
けれど、数学の宿題に時間がかかり、古典や化学があまり進められなかったです。
初めて全統高1模試を受けて、とても難しく何が足りないのかがよくわかりました。 6月からは学校が始まるので、特に睡眠時間を的確に取り、疲れがたまらないようにしたいです。
今まで学校の宿題を回すのも苦労していたけれど、報告、連絡、相談をキッチリできたからうまく回せたね。
受験でもっとも配点が高い英語は毎日回すようにして、早く終わらせられるものからこなしていった。時間切れになることはなかったでしょ。笑
英語も文法を固めてから学校の宿題をやるようにしたので、負担も少なかったし吸収できた。
全統高1模試に関しては、強化してきた英語に関しては文法は確実に得点できたね。長文は今の所できなくても問題ない。文法が出来てない時点ではできないから取るべきところをしっかりとれたね。
夏には英文法は完成するから、そこから読解に入っていけば英語は得意科目としてやっていける。今は学校の小テストのシステム英単語をうまく使って語彙の教科をしていこう。
古典に関しては毎日回すところまでいけたら向上できるのはわかっているけれど、今は英語が回せたらいいからね。
英語に余裕が出てきたら古典の導入を考えていこう。6月は高校生活のスタートなので、まず無理なく回せる体制を作れたらいいからね。
最適な睡眠時間を確保できるかどうか。5月は最適な睡眠時間も把握できた。家も近いし、他の人より有利な条件が揃っている。
Mさんは記録をしっかりできるようになった。初めと比べると本当に成長しているね。
長足の進歩だったよ。6月はまずリズムを作って行きたいね。5月のようにリズムを確立できたら夏までに物凄く力を伸ばせるからね。笑
追記:2020/06/12
Rさん 5,390分
勉強していても集中できず、ダラダラしてしまいスクランブル基礎や学校の課題が思うように進められませんでした。
また、睡眠時間が減ってきているので最低でも6時間は寝られるようにしたいです。
先月の6095分に比べると微減だけど、実質的には学校のオンライン授業があったり、登校があったから実質的にはもっと多く勉強しているね。
3月、4月と突っ走ってきて、英語に関してはかなりの上積みが出来た一方で、精神的な疲れもかなり出てきたね。
今まで部活があることで生活リズムが出来ていたから、しんどかったと思う。自分でも気がついているように、睡眠時間が減ってきて、集中力は落ちてきたね。
2020/06/12現在、平均睡眠時間はこうなっている
375分。
4月と5月を見てみよう。
最も調子が良かったのは4月。平均睡眠時間は524分。
5月は479分。
こういう記録をずっととってきてわかったことは、睡眠時間が長い生徒のほうが勉強時間も長いし、結果が出しやすい。Nさんのところでも、睡眠の重要性については話したけれど、Rさんにも話しておくね。
Rさんは学校が始まって、同時に部活も始まった。生活リズムを作るという意味では朝に起きられるようになったけれど、疲れは出てきたよね。授業中に寝てしまうのは仕方ない。
部活があって、学校の宿題をやって、その上受験勉強を平日に回すのは難しいからね。ただ、朝に早起きするのが辛い場合もあるね。そういうときは通学時間をできるだけうまく使うことになるね。
ここについては、6月中にやり方を決めていきたいね。
5月は、学校から帰ってきて宿題を終えた上で、毎日30分の時間が確保できること目標にしよう。
部活がある人の場合はとにかく体力的にしんどいので、平日はまず睡眠時間を確保することを優先するべき。しんどいときは、休んでいいからね。
大丈夫。出来るよ。笑
ライブ授業は全部録画してあるしね。
土日に授業を見る形にしたら、平日はその復習をやる形にすれば短時間でメンテナンスできるからね。たとえば、週末に動名詞をテキスト2つ分解いてから、平日にオンラインテストを使うようにすれば短時間で回すことが出来る。
勿論、学校の課題がまわるようにするのが最優先事項なので、わからないことがあればチャットワークで聞いてくれたらいい。そうすれば、学校でやったこともその日に処理できるから、定着度も高まるよね。
部活が多い人は、映像授業とチャットワークでの質問だけで力を伸ばした人もいる。
受験生クラスはそもそもみんな別々でも出来るように考えたものだから大丈夫だよ。学習計画が立っていればそれに従ってやっていけば、成果は出せるからね。
国語、回せる体制が出来たら良かったけれど、今は英語を回せればいい。
余裕が出来たら古文を考えよう。部活がある人は可処分時間が少ないから、あれもこれも手を出すよりは、一つに絞って確実にできるようにしてからのほうがバランスが取れるからね。
試験前になると、部活も休みになったり短縮されたりするから、そこで普段回せない科目を強化する。Rさんの場合だと、英語、国語、社会が重要科目になるから、普段回せない国語、社会を強化して、残りの時間で他の科目を強化する。
全部やるのはおそらく難しい。そういう場合は自分が受験で使う科目、配点が高い科目をやっていくことを徹底しよう。部活がある人でうまくいくようにするには、優先順位をきっちりつけることなんだよね。
今は体力的にも本当にきついから、まずきっちり睡眠時間を確保することを最優先にやっていこうね。
追記:2020/06/16
Y君。9857分。
勉強量と睡眠時間が多い一ヶ月でした。崩れた生活リズムを6月でもとに戻そうと思いました。
もっとコメント書いてくれると嬉しいけど、しっかり進度表はつけられてたね。笑
先月の学習時間が4,527分だったから、倍以上になる。
リズムが崩れてたと言っているけれど、高校1年生の中ではY君が最も安定していたよ。笑
5月の睡眠時間の平均は545分。4月は588分だった。
2020/06/16現在で睡眠時間は478分。先週ちょっと体調崩して心配したけど、そのときは平均睡眠時間がこの時期より少なかった。
部活が始まったことで、6月は5月に比べて受験勉強に使える時間は少なくなる。
部活がある人の場合は、部活がない人より平均して60分くらいは睡眠時間を増やしたほうがいい。いろいろいままで部活がある受験生を見てきてわかったことがある。
部活があって普通の受験生より時間が少ないから、睡眠時間を減らすというのはほとんどうまく行ってないんだよね。
体調が戻ってきて、今480分近くの睡眠時間というのはちょうどいいバランスかもしれない。
6月中に部活があるリズムが見えてくるだろうから、まずは体調を崩さないことを最重要に進めていこう。高校1年生はまず家に帰って宿題が終わって30分の時間確保を目指そう。
休日に動画を見て、平日は今の所オンラインテストだけれど、部活がある生徒の場合は、疲れない朝に勉強を持っていったり、部活の前に少しやってからのほうがいい場合もあるので、そこは相談しよう。
朝起きることが辛い人もいるから、本当にひとりひとり最適な計画は異なってくるんだよ。
一日の勉強時間が変わらなくても、どのテキストを使うかでも学力は変わってくるし、どの時間にやるのかでも効率は違う。
家に帰ってから疲れきって眠い30分と朝起きて疲れてない30分では待ったく効率が違うからね。モチベーションは高く保てているから、やる気がでないときは休む。
高校1年生は習うことがどれも初めてだから、体調崩すと追いつかせるのが大変になるからね。慌てずにね。
5月までは一人ひとりに関して細かく見ていくので、追記していきます。
追記:2020/06/17
T君 963分
早くも停滞していた感が否めませんが、いずれ来るであろうものがまとめて来たと考え、もし再発しても対策をしっかり練られたので良しとする方向です。笑
6月からは学校が始まり、より体調も崩れやすくなるかなと思うので気を引き締めていきたいです。
勉強時間は少なかったね。笑
5月はリズムが完全に崩れてしまって、中旬まではきつかったね。でも、素晴らしかったのはきっちり記録をとったこと。朝にカフェインをとったり色々工夫した。
学校が始まってからはリズムが出来て、2020/06/17現在で3716分。
幸いなことに高校の授業が始まるまでに、英文法は一通り、高校の範囲を終わらせてあるし、数学もリードはある。
ちょっと5月のコメントじゃないけど取り上げるね。
小テストは8:35〜8:40の、SHRの時間にちょっとだけ組み込まれる感じでした。多少は時間が取れそうです。
スクランブルを何問か解いた後に動画を見ようと思い、10分ほど休憩を入れていたら寝てしまいました。
体調は悪くないのに寝てしまうということは土日の睡眠時間の短さが影響しているのかなと思いました。
休み時間等、暇ができた時にコツコツ進めて行けたらなと考えています
勉強できないときでも、進度表をきっちりつけようと言うのを守れたね。
これは本当に素晴らしいことで、大抵の場合、勉強しないと記録しない。こういう人はそんなに伸びないんだよ。笑
凄い厳しい言い方をすると、ちゃんとやってる自分が好きなだけ。やった気になってるだけと言える。
人間だから、毎日体調が同じということはありえない。だから、どういうことが自分に影響するか知らないといけない。勉強できなかった日でも記録してあったら、どれくらい睡眠が必要だとか、気分転換が必要だとかわかってくるからね。
現状の自分、ありのままの自分がどういうものかわかってないと、壮大な計画を立てて破綻するわけだね。笑
でも、こうやって、出来なかった時、これはなにが原因なのか検討して行くうちに適切な休み方も勉強量も見えてくる。
T君の場合は勉強に関してはリズムが出来さえすればできることはわかっているね。
長期的にリターンを最大化しようとするなら、今、無理するのは全く意味がない。粘り強く生活改善を続けているから、結果は出てきた。
6月中には5月に遅れたスクランブルも追いつかせられるし、夏までに完全にリズムはできるよ。
睡眠サイクルが安定しない人は、記録をきっちり取る必要がある。ちょっとずつ原因を潰してきたから6月はいいリズムになってきたよ。この調子で少しずつ改善していきましょう。
追記:2020/06/18
Sさん 3615分。
自分の性格上誰かがそばにいたり一緒にいないと勉強できない分、家で勉強するのはとても労力が要りました。
それに加えて休校期間の半分をすぎたころからアレルギーでくしゃみが止まらなかったりネットが繋がらず授業に参加できなかったりと色々ありましたが、これからは学校が始まって普段の生活にも慣れていくので、リズムを持って生活していきたいと思います。
休校期間中は時間がたくさんあったにも関わらず、あまり時間の使い方がよくありませんでした。学校の授業の効率の良い受け方も見つけていきたいと思います。
今まではあまり勉強してこなかった教科、化学や物理なども徐々に勉強時間を増やしていって、復習ができるようにしていきたいです。
オンラインテストも最後のほうはなかなかできす、平日も時間をとるのは難しいので休日にまわし、少しでも正答率を上げられるように問題をたくさん解いていきます。
あと7月の振り返りはもっと早くできるようになるといいかなと思います。
お家で勉強するのはなかなか難しいことがわかったのは収穫だったね。学校がある方がリズムは作りやすかった。
学校が始まったことで、リズムは出来始めた。
ただ、学校が始まると課題である英語の強化はなかなか難しい。土日の活用が鍵になるね。平日に関しては、通学時間でできるだけ小テストの学習をすすめることにして、家に帰ってきてからの時間を有効活用できるようにしていく必要がある。
2020/06/17の個別ミーティングで決めたように、しばらくは通学時は小テストの勉強と今までやったところの復習にしよう。カードもだいぶ溜まってるだろうしね。
平日は今の所、月、水、金はオンラインテストが回せそうだから、やった範囲の強化なら無理なくできるはず。
水曜日は木曜日に小テストが計算系統だから時間がかかるから、出来ないけれど、週2回は回せるものね。このあたりは、定着度をみて適切な量を決めていきたいね。
今はとにかくリズムを作るのが大事。すべてを一気にバランスを取ることは出来ないけれど、少しずつ改善することで時間が作れるようになっていくから、粘り強くやろう。慌てずにね。笑
学習相談、無料で受け付けています。気兼ねなく。
オンライン自習室などやっています。こちらも無料です。リズムを作りにくい人はどうぞ。
ツイッターで告知します。
Zoomのほうが学校で採用数が多いので、当面はZoomでやります。