2019 7月 進研総合学力記述模試 三重県立四日市南高校 政経偏差値68.4 H君
政経を強化する方針で、順調に推移。イージーミスがなかったら偏差値70は取れた。
詰めが甘いH君の性格がよく出ているよ。笑
H君が受験する大学は、政経が英語の配点の2倍となる。
当たり前だけれど英語や国語より圧倒的に政経の重要度が高い。
受験生の多くは、配点をしっかり調べずに受験勉強を始める。
学校や予備校、周りが英語の長文が重要だといえば長文に飛びつき、国語は問題を解けばできるようになると誰かがいえば、がむしゃらに問題を解く。
猫まっしぐらってCMがあったけど(今でもあるんですかね…)、受験生としてはそれそれでは合格は難しい。
戦略レベルのミスを戦術レベルで取り返すのはほぼ不可能。
志望校の方向性が固まってからは、政経を強化してきた。
模試が違うから比較はできないけど、政経は確実に伸びている。
政経に関しては、私大最高峰の一つの中央大学法学部の政経も今の時点で70%は超えられた。
「みたことがある」「覚えている」「できる」の3つの段階で言えば、政経に関しては「覚えている」「できる」のところが増えてきた。
過去問を解ける状態になっているので、どのレベルまで覚えていく必要があるかも見えてきたね。
国語に関しても、古文、漢字などの暗記物は固まりつつある。
英語も志望校では多くが文法、語法・イディオムと言った暗記に関わる分野が配点が高いから、そこは取れるようになってきた。導入も慎重にやってきたよね。
模試で成績をとれることは悪くないけど、はっきり言えば失敗したほうがいい。
まあ、英語や国語は失敗しているから成果はあったよ。笑
重要なのは過去問。過去問が解けたら受かる。
模試でいくら高い偏差値が取れていても、過去問と出題形式が違うのだから、参考にはならないんだよ。
同志社に合格した、I.Kくんなんか、英語は偏差値50超えたことないけど、立命館も同志社も合格している。
過去問から逆算して、どこをやれば得点を伸ばせるか考えていくことが大事であって、模試でいい成績を取るのが重要ではない。そんなのは意味がないからね。
国語に関しては、9月中に過去問演習ができる目処はたった。目標は本番で国語は60%。古文が完成すればあとは過去問演習で伸ばせる。今の段階で40%は取れる。
一ヶ月で5%の得点率をあげていけばいい。
英語の本団の得点目標は50%
文法・語法・イディオムが今月である程度完成するので受験までに少しずつ伸ばせばいい。今の段階で30%は取れる。
一ヶ月で5%の得点率をあげていけばいい。
力をつけたのは、記録をしっかりしたこと。睡眠をきっちりとって生活リズムが安定していること。
同じ大学を受験しても、総合偏差値が高い生徒であっても、入試の配点と過去問の分析がなかったら大きなロスがある。配点考えずに勉強するなんて、地図無しでドライブ行くのと同じだよ。本当にね。
周りから見たら、I.K君は大逆転に見えたかもしれないけれど、そうではない。
当たり前に受けて当たり前に合格したんだよ。
その当たり前のことが、受験だとみんな出来ない。計画をたてない。記録をとらないとか、受験に役に立たない学校の宿題やるとかね。
そんな余裕は僕らにはない。勘違いしてはいけない。それは勉強じゃないんだよ。それは厳しい言い方をしたら自己満足だよ。
何度も言うけど「どれも大事」は「どれも大事にしていない」だよ。
H君はそういう意味では、きっちり捨てられている。
宿題を写す1500分あったら、古文のテキスト2冊は終わるのは、もう分かるよね。
夏は大きく力をつけた。9月は学校のイベントが多くて時間が削られることがわかっているから、夏の間にどれだけ暗記物を固められるかは大きなポイントになるね。
いい調子。勝負できる目処が立ってきた。
当たり前だけど、勝負できる目処が立っただけで、勉強しなくても合格できるわけじゃないからね。笑
さ、次の全統記述模試では英語や国語ももうちょっとなんとかしよう。笑
1秒でも早く合格最低点に到達するために、できることを最後まで考えようね。倒れるときは前のめりでね。