中央大学法学部に合格したI.Kくん 鈴鹿中学(鈴鹿中等教育学校出身)の合格体験記
学年最下位から1位とめざましく成績を伸ばした生徒の一人です。
特に6年制の生徒の場合の対策としては参考になると思います。進度が早く、宿題の量も多い場合、一度ついていけなくなると中学3年生から高校1年の間に多くの生徒が脱落するからです。
6年制の下から3分の1は、公立高校の生徒より出来ない生徒もいるようにずっと感じているのですが、それも当然で早い段階で脱落してしまうからですね。
体験記をご覧いただければわかりますが、まずは1科目から立て直す必要がある。全科目やろうとした生徒は例外なく失敗しています。ここは強調したいですね。
現時点でついていくことが出来ないわけですから、付け焼刃的な勉強法しか出来ないわけです。
勉強しても平均点程度しかとれないということは、根本的にどこかが破綻しているということですね。
こういう状態に陥ると、抜け出すのは本当にきつい。
1科目の負担をまず減らし、予習、復習の手間がかからないようにする。それから他の科目を手を入れる。
わからない授業を聞いても勉強時間にはならない。学校のレベルを知ろうという記事や、推薦入試で取り上げてあるデータを読み解けば、大学受験においては学校の勉強を優先させるべきではない理由がはっきりわかると思います。
平均点が偏差値50ないわけですからね…
1ヶ月開始が遅れるだけでも、どれくらい追いつかせるのに時間がかかるかは、記録をとっていたらよく分かると思います。
捨てられない受験生は、本当にみんな失敗するんですが、厳しいことを言うと、受験をなめてるんだなと思います。学校のレベルが低い場合は、学校と受験は両立しないですからね。
どれも頑張ってできるなら、みんな成功してるよ。頑張らない受験生なんかいない。みんな時間が足りないから。捨てられないからなんだよ。
I.Kくんはすでに何もなくて、実質的に見捨てられていたような状態だったから、1科目に絞ることが出来た。学習計画に沿ってきっちり勉強できたのは大きかったです。
受験生クラスを新設しました。一日の時間の使い方、学習計画など授業以外でも効率化するように徹底的に考えます。
受験生クラスの冬期講習は学習計画の策定とそれに応じた指導になります。合格最低点に1秒でも早く近づくために、それぞれの課題に応じた指導を行います。