12月となった。年内あと少し。リズムが出来てきた生徒は結果が出始めている。1月は共通テスト、関西圏の私大の入試も始まる。

改めて、覚えることの重要性を考えずにはいられない。多くの受験生が思うよりずっと覚えることは重要で、「わかる」段階に行くまで基礎的な知識を徹底的に固めることがいかに重要であるかということだ。

覚えるために「見たことがある」段階を踏まなければならない。

「見たことがある」「覚えている」「できる」

「できる」と「覚えている」の間にはかなり差がある。

学力が伸びない受験生の多くが「覚えている」精度が低い。「覚えている」ためには、反復回数、一定の生活のリズムを作る必要がある。

では、それが機能するためにはどうすればいいのか。結局のところ記録である。記録を出来ている生徒は伸びてきた。改めて基本の重要性を再認識した1ヶ月となった。

K君 7,893分

先月以前と比べても、段違いに一瞬だった。まずもって、今月は全体的に不調だった。原因は様々あると思うが、1番は睡眠だろうと思う。寒くなってきたことで、より寝なければいけない事はとても感じていた。しかし、勉強していない分取り戻そうとするが、何も気が起こらないので、気持ちだけで夜を越してしまうことが多かった。今月も一層頑張りはするが、やはり寝るのはきっちり決めていきたい。学習成長は、そこまで実感がなかった。過去問を繰り返していて、次々と課題が見つかったのが、少し辛くはあった。今の目標として、三教科八割を挙げている。自分の自信となるように、より飛び抜けるように、過去問はペース良く進めていきたい。

疲れが出てくる中でも、上手く自己管理を出来た。K君は成長を実感していないかもしれないけれど、中京大学、京都産業大学という受験する可能性がある大学に関してはボーダーラインを超えた。

数字ははっきり伸びたことを示しているよ。

関関同立、MARCHクラスも射程圏に捉え始めた。学校1番であっても、受験では役に立たないと言ってきた。推薦で受験するわけではないからね。そもそも指定校推薦の枠もない。

K君は一般受験すると早い段階から考えて、学校のテストより受験勉強を優先した。でなかったらとてもここまで来れなかった。はっきり数字に出ているじゃない。よく踏ん張った。

これだけ考えて、計画して、記録してもギリギリ。時間はいつだって足りないんだ。一年前は思いもしなかったよね。

多くの受験生がすべてを努力すればうまくいくと勘違いしている。時間は誰しも一日1,440分だし、自分の学力に応じた課題や授業でなければ力を伸ばせない。優先順位をつけて学習しなければいけない。優先順位をつけるためには、現状把握が必要。現状把握するためには記録が必要。そのうえで計画もなかったら、受験までに合格最低点に到達することは難しい。

しんどかったね。K君はそもそも普通の人より睡眠時間を多く取らないと持たない。部活あった2年までもできる範囲でコツコツ進めた。自分の限界を見極めてどうすれば効率をあげられるかいつも考えてきた。

過去問演習を組み込めるようになったことは大きい。

本当に成長したよ。受験まであと少し。最後までペースを崩さず乗り切ろう。

T君、5237分

オンラインテストと速読英単語必修編を回すことによって英語を基本的なところから総ざらいできた1ヶ月でした。

速読英単語ではどうしても体調が整わず後回しにしてしまっていた音読を始めたのですが、そこで記憶力というのは想像以上の割合で聴覚によって占められているんだなと感じました。

音読をした英文としていない英文では両方一度文型分けをしたものであっても単語の習得率は段違いで、関連語やその文の中では登場するものの解説ページが無い単語までも覚えられるので、威力を感じます。一日二個、コンスタントに進めていきたいです。

DB4500もハンディサイズのメモ帳を用意して、覚えられない単語を片っ端から書いていつでも復習できるようにするなど、やれる工夫は欠かさずにいるつもりです。

Nextstageは内職でテキストの方をほぼ終わらせてしまい、オンラインテストで1400問解くことで抜けていた知識や忘れていた文法事項、イディオムをしっかりと詰めることができました。

これからは古文単語、公式のオンラインテストが中心になるとは思いますが、しっかりと詰めていきたいです。 古典に関しては、センターの過去問を解くことでしっかり定着させることを目的としました。

漢文はまだまだ基礎が定着していないので分からない問題も多く、早覚え速答法を定期的に読む必要があるなと感じたのですが、古文はどの問題も8~9割は取れるようになっていて、中堅私大古文演習はすごいテキストだったんだなと思い知らされます。

単語量が圧倒的に不足しているので難しい問題も多いですが、実践トレーニングなどの単語帳を使ってしっかり足元から固めていきます。 未だに体がやる気についてこないポンコツボディですが、記録を命綱にして限界まで勉強に費やす時間を増やしていきたいです。

英語に関しては基礎をもう一度固められたのは良かったね。音読の重要性はどれだけ言っても足りないくらいなんだよね。先輩たちの音読の量をみてびっくりしたと思うけれど、これくらいやらないと長文化した今の入試には対応できない。学校で習っている英語と受験英語でかなり乖離はあるんだ。

古文に関してはすでに過去問演習できるだけの読み込み量は確保しているから、あとは精度だよね。古文単語、公式と言ったものの精度をしっかりあげて、3年時点では国語は演習中心に移行できるうようにしていきたいね。二次試験の科目の重さを考えると、高2の段階で英語、国語はある程度過去問対応できるようにすることと、日本史の準備も進める必要があるからね。

一時期より記録はできるようになってきている。毎日、記録できていれば、復習のタイミングも最適化される。

身体が強くなければないほど、記録の重要性は増すね。崩れるタイミングはT君ももうわかっているはず。体調が悪い時に音声教材を使ったり、復習をいれていくこともできる。記録しない、勉強時間が0にならない工夫をしていこう。

Uさん、5,092分

とても早く感じた1ヶ月でした。11月後半から睡眠時間の重要性を理解し、しっかり睡眠を取りました。テスト期間は500分を超えてしまうこともありましたが、眠くなったりすることはなかったので良かったと思います。せっかく十分な睡眠時間を確保していても勉強しなければもったいないので、自分が苦手な帰宅後や、夕飯後など何となくやる気にならない時は作業興奮と言うやつを使ってみようかと思います。

英語のオンラインテストで、短時間でたくさんしようとしすぎて雑になってしまいました。間違えたところをあんまり覚えられていなかったので以前のようにガードを使った方がいいのかもしれないと思いました。

期末テストがありあまり時間をさけていませんでしたが、中里の授業で動詞が終わって授業スピードが速くなって行くので、ついていけるように宿題や復習もしっかりしていきたいです。古文公式が覚えるのがかなり苦手なので工夫して何とかしたいです。

期末テスト勉強で自分が想像以上に単語や熟語を忘れているということに気づきました。小テストの前日に1回見るだけでは全く定着していなかったので、土日と前日両方ともしようも思います。土日にする時に前回の小テストの範囲も目を通すと、見る回数が増えて復習もできるのではないかと思いました。そのためにまずは学習時間の確保をしなければいけません。

いつも土曜日は勉強できますが、日曜日はサボりがちです。日曜日のサボり防止ために土日合わせての目標を立てようと思います。目標の立て方も難しいので試行錯誤しようと思います。 期末テストの提出物が終わっていません。テストが終わったらすぐに塾のことをできるようにもう少し早めに取り組んでいこうと思います。

記録のやる気と勉強のやる気は比例するのではないかと思いました。記録をこまめにしなかった日はいつの間にかダラダラしてしまっていたからです。11月で1番勉強時間が長かった日は1番こまめに記録していました。そういう日をどんどん増やして、もっと自分にあった形を見つけていきたいと思いました。

11月から入塾したUさん。今月はまず学習計画が機能するようにいろいろ実験した。学習計画が機能するためには記録が必要。特に充分な睡眠時間を確保する必要がある。

Uさんは、毎日進度表を完璧につけて、睡眠時間も確保できるように工夫した。そんなに一ヶ月で進歩がなかったかもしれないなと思うかもしれないけれど、そんなことはない。

特に部活があるUさんは、睡眠時間の確保は重要になる。部活がない人に比べて最低でも60分は多く睡眠時間を確保する必要があるからね。

部活がある人は、自宅に帰ってからの可処分時間が少ない。そのために休み時間や移動中の工夫。家で勉強できないなら図書館でやる。学習時間を増やすための工夫を、記録してしっかり考えた。

2021/12/11現在でスクランブル基礎は1752問解いている。これはすごいことだよ。

「できる」までには、「見たことがある」「覚えている」という段階を踏まなければならない。記録をしっかりすることで、細切れの時間を使えたし、重い時にオンラインテストを回すことも出来た。

英語も基礎を固める意味で文型を固めた。しんどかったけど、終わったね。これで、「見たことがある」「覚えている」ものが次第に増えてくる。古文も苦手意識があるから本当に基礎的なところに戻ったけれど、復習もきっちり出来ている。

学校の授業でも、聞いて全くわからないならそれは意味がない。それなら授業を活用できるようにまず基礎的なものを固める必要がある。学校の古文はすでにわからなくなっている時間だから、その時間をうまく古典の暗記に費やせた。

進度がゆっくりでもどかしかったかもしれないけれど、苦手意識があるものほど、しっかりと基礎を確認して反復する必要がある。冬期講習で古典文法まで終われば、学校の授業も活用できるようになるから格段に楽になってくるからね。

冬期講習終了時点では、古典文法、英文法は完成する。

記録をしていくことはしんどい。正確に記録すると思っているより勉強していないことがわかる。でも、Uさんはどうすればいいか考えて、自分にあった方法をどんどん試していった。現時点の成績はどうでもいいよ。笑

それを何とかするのが私達の仕事だからね。これだけきっちり記録してくれて、指示を守ってくれていたら結果は出せる。出なかったら私達の責任だからさ。低いほうが、これだけ上げられたと宣伝できるのでむしろいいんだよ。焦らなくていいからね。笑

1月の模試ではある程度ある程度基礎を固めた状態にはなる。「見たことがある」「覚えている」を今は作っている状態。「できる」ためには量が必要だから、しっかり足元を固めていこう。今月のMVPです。期待してるよ。

Sさん、3,612分

先月に引き続き続き授業にしてもオンラインテストにしても進度表にしても中途半端で終わってしまった一ヶ月でした。

唯一睡眠時間はきちんと確保できていて、授業中に眠たくなったり大きく体調を崩すことは少なかったので生活リズムは崩さないようにしたいです。 古文の授業の復習がきちんとできていなかったため、古文に関して理解力に欠けているところがありました。冬休みの間には最低でも終わらせたいと思います。

一方英語のオンラインテストはなかなか進みませんでしたが、学校の講座と連動させることで毎日スクランブル261の問題をノートに解く習慣ができ、学校の授業内の小テストで確認もできるので、あとは家でオンラインテストをやれば三回復習ができることになります。今は小テストの段階で終わってしまっているので、オンラインテストまでたどりつけるといいなと思います。

乱れがあった1ヶ月だったね。進度表、何日かまとめて付ける形は効果はないとは言わないけれど、毎日つけている人に比べると、学力を伸ばすこと、リズムを崩さない点から考えるともったいないね。

毎日記録するようにすれば、フィードバックが得られる。記録するのはなんのためなのかよく考えてみよう。私達の目的は、志望校に合格することの1点しか無いわけだよね。

Sさんは、推薦入試を使う可能性はない。そして私立文系と決まっている。学校のテストは極論をいえば、進級できるだけでいい。もう、そんな余裕はないからね。どれも頑張れというのが角が立たないことはわかっている。でも、それは君や保護者を馬鹿にした話になるよね。

だって、バランスをとろうとしたら確実に失敗する。

学校の平均点を全国偏差値にしたらどれくらい厳しい状況なのかは入塾時点から話してきたね。少しでも合格可能性を上げるために、とれる手段は全部とらないととても間に合わない。

Sさんは、記憶を定着させるのに時間がかかる。スクランブル基礎に関して言うと、合格ラインに到達するのに10,998問解いた。2年では一番問題を解いた。頑張ったね。

間をあけると記憶を定着させるのは難しくなる。人によって覚えやすい方法はいろいろ違う。でも、Sさんに関して言うと、間をあけなければ記憶は定着していく。夏はそうだったよね。全統の高2の記述模試、自己ベストだったよね。進研模試2回めは、英語も国語のトータルでは自己ベストだったよね。それは、暗記物をしっかり回せていたからだよ。

今回の進研模試で英語は崩れた。なぜかと言うとメンテナンスを怠ったこと、記録を毎日しなかったことにあるね。授業も休むことが多かった。

体調が悪いなら、体調が悪くならないように、学習計画も修正する。その時々に応じた優先順位を君たちがつけるのは難しい。だから、何度も言っているように、記録はしっかりすること。

記録してあれば、リズムが崩れてきた時にも早く注意喚起できるから、いいリズムに戻せる。

あと、当たり前だけれど、休む時に連絡をしないのはダメだよ。水曜の100問チャレンジもほぼ参加しなかったね。こちらが指示しているやり方はすべて意味がある。その手順を自己流に変更してもうまくいかない。うまくいく形をずっと毎年検証してきて出来た形が今なんだから。

計画を守っている時、記録をしっかりしている時、授業にちゃんと出席している時は当たり前だけれど結果は出せる。自分なりの良いパターンをすでに見つけているんだからね。

今が踏ん張りどころ。しっかり立て直そうね。

Mさん、3,204分

11月は進度表が大分かけるようになったので良かったかなと思います。土日に崩れてしまったのが残念でした。水曜日にオンラインテストをするようになったり授業を変えてもらって基礎をちゃんとすることが出来るようになって良かったです。

古文の授業に関してはちゃんと問題を解いてから授業でき、予習復習が出来るようになってよかったです。睡眠時間もそこまで崩れることもなくいけて、今までよりは11月はだいぶ良くなったかなと思っています。

11月後半では3時間越えの勉強もできるようになっていったので、これは続けていきたいです。計画を立て、だいたい実行出来るようになりました。

古典は単語と呼応の副詞を全然覚えてないなと実感しました。文法は月曜日と水曜日の授業でちゃんと復習して行きたいなと思いました。

来月はテスト期間じゃなくても土日に勉強が出来るようになりたいなと感じました。達成感を持って頑張りたいなと思いました。模試で古典の成長が見れたらいいなと思います。

記録がつけられるようになると立て直せるね。今回の模試では自己ベストだった。

記録がつけられるようになると、復習のタイミング、生活リズムの乱れを最大限に防げる。

オンラインテストも回せるようになったし、英語も国語ももう一度基礎を固めなおそうと取り組んできた結果が出てきたね。「見たことがある」状態がかなり作れていたので、基礎のクラスに戻った時に「覚えている」「できる」ところが増えたよね。

消化できない授業をうけていても力はつかない。

ちゃんと予習、復習が出来ている状態になればこんなところが難しいかと思うよね。覚えることの重要性を改めて感じたんだじゃないかな。

継続して出来たことで、基礎知識が固まった。だから、学校の授業もようやく活用できるようになった。時間は掛かったけど、いい体制が出来てきたよ。

生物、数学に関しては、受験では共通テストまでしか使わない。

この2つは計算できるようになった。国語も冬期講習で漢文、古文に関しては共通テストレベルまで対応できるようになる。

Mさんは、記録できているときは大丈夫。

英語も国語もこの調子のままいけば、計算できる科目になるよ。Mさんの場合は、共通テストで課される科目に関してはすべてやったことがある状態になっている。

一度でもやったことがものは習得は楽になる。「見たことがある」わけだからね。

国語が固まれば、演習で維持、強化もできる。この冬期講習で一気に固めたいね。

数学、生物が演習、弱点強化に移行できる様になったことで、社会にも時間が投入できるしね。良い循環になってきたよ。

時間を掛けてやっといい体制になった。崩れそうになっても、あとからしっかり記録できているからね。いま、はっきりと力がつく時期に入った。この時期を逃さずに活用しようね。冬休み明けの模試も楽しみにしてます。笑

Kさん

ずっと授業でやってきた古典が模試で伸びました。逆に英語の文法とか語句のところが、オンラインテストをやってない分落ちました。継続してすることの大切さを改めて実感しました。この記録に関してもそうだけど、何事も継続することが大切だと思います。また持ち直してやっていきます。

模試、英語、国語、数学総合で自己ベストだったね。特にKさんの場合は、通学時間がかかる上に、学校の負担が大きい。入学してからずっと睡眠不足の状態が続いている中でよくやってるよ。

授業に出られないときもあったけれど、出られていた古文は伸びた。

Kさんは、英語にしても、もうちょっと覚えることに時間を使えたら一気に伸びる段階に行くことはわかっている。1年生の後半からそのもったいない状態が続いているからね。

英語、いい機会だから、こなせていない入門編、オンラインテストをしっかり固めよう。ここから応用段階に入っていく時に、固まっていないと吸収できない。急がば回れだよ。

冬休みは徹底的に暗記物を固めよう。Kさんは理解に優れている。精度が落ちるときは覚えきれてないのが一番の原因だからね。

今回、Kさんは模試の成績としては自己ベストだけれど、私もH先生も、Kさんはもっとできると思ってるからね。大いに不満です。笑

英語、国語、政経を固めてしまえば、学校の授業もどんどん活用できるようになる。3年生になるまでにどれだけ主要科目を固められるかが勝負だよ。期待してます。